第一章
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こでだ、ふとだった。
ちなつはお喋りを止めてそのうえで二人に言った。
「あれっ、何かね」
「何か?」
「何かって?」
「聞こえない?」
こう言うのだった。
「音がね」
「音って?」
「どんな音が?」
「何かこそこそっていう感じのね」
ちなつは足を止めて耳を澄ませつつ二人に言った。
「そんな音がするの」
「?そういえば」
「何か聞こえるわ」
ここで二人も聞いた、その声を。
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