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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第九十七話
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と簪が目を輝かせる。

「エロ方面は無しだがな」

刀奈が一夏の腹の前で手をくむ。

「おぉ…なんというフィット感…
箒ちゃんの気持ちがわかるよ…」

刀奈が、おもむろに一夏の首筋に顔を寄せる。

「お姉ちゃん…何してるの…」

「なんか、一夏君っていい匂いするのよね…
この前空港で抱きついたときもそうだったし…」

すんすんと首筋の匂いを嗅ぐ姉に、簪が低温の視線を向ける。

「お姉ちゃん…匂いフェチ?」

「違うわよ…簪ちゃんもやってみる?」

簪が席を立ち、刀奈の抱き抱える一夏の首筋に顔を近づける。

「ふぁぁぁ…」

うっとりとした顔を見せて、自分の席に座った簪を見た箒の内心は…

「(簪も堕ちたか…)」

「わあぁ〜かんちゃんがエッチな顔してる〜」

と本音も確かめようと席を立った。

「いいですか?」

「ええ、良いわよ本音」

本音が一夏の首筋の匂いを嗅ぐ。

「わ〜…なんかえっちな匂いがするぅ…」

ペロッ…

「うみゅぅ…」

「ほ、本音!貴女なにしてるの!?」

簪が従者の暴挙を咎める。

「え〜だってだってあんなにいい匂いなんだから味もどうかな〜って…」

刀奈も同意見なのか、一夏の首筋を舐めようとして…

「あら…?」

刀奈がピタリと止まった。

「どうしました刀奈さん?」

「いえ…この傷…」

刀奈の視線の先には、二つの穴と歯形。

「ねぇ、箒ちゃん。これってもしかして…」

「はい…おそらくは…」

それは、一夏がニンゲンをヤメタ証し。

刀奈が、一夏の首筋、傷口に吸い付く。

「これでよし」

「良いわけないでしょお姉ちゃん。
なんでキスマークつけてるの」

「ちょっとした当て付けよ」

そこで、ピシリと音がした。

物理的な音ではなく、術式が崩壊した音だ。

「あー!おねーちゃんに耳がはえてるー!」

箒の認識阻害が切れたのだ。

一夏が眠った事で解除された氷球の維持。

そうして、氷球が溶け始め、エレンが一夏を見やった。

認識阻害とは注意を逸らす術であり、隠蔽の術ではないのだ。

「む、突破されたか」

三人が席を立ち、一夏を抱えた刀奈の前に集まる。

「さわってみる?」

「いいんですか?」

「構わんぞリム。好きにしていいという言質は取ってある」

箒が一夏を持ち上げ、刀奈と自らの膝の上に腹這いで乗せた。

するとリムが一夏の猫耳を触り始めた。

「わぁ…」

くすぐったそうに耳がぴこぴこ動く。

「わぁ…おねーちゃんの頬っぺたぷにぷに…」

エレンが頬をつつくと処女雪のように白く、絹の
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