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ハイスクールD×D 聖なる槍と霊滅の刃
第三部 古都にけぶる月の姫
また二人で
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君が戻ったらすぐに本部へ帰還するぞ』

「ん。ね、曹操」

『なんだ?』

「また、二人で頑張ろうね?」

『当たり前だ。そのためにも、早く帰ってきてくれないと困るが』

「分かってる。それじゃ、またあとでね」

通話を切って、携帯をしまう。さて、それじゃ戻ろうかな。
一つ伸びをして歩き出した私の髪が、穏やかな風に静かに揺れた。

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