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ハルケギニアの電気工事
第21話:足りない材料はリゾートに行って!?
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 話が一応纏まったところで、僕たちは出発する事にしました。
 ザイターンさんともお別れをして、アルメリアさんと『ヴァルファーレ』に乗り込みます。今回は二人乗り用の座席なのでアルメリアさんは前の席になります。アルメリアさんのベルトの状態を確かめて僕も座席に座りました。

「『ヴァルファーレ』。この前のベースキャンプまでお願いします。」

 合図と共に『ヴァルファーレ』が飛び上がります。ぶら下げた籠も中身がないので頼りない感じですが、軽くなったのは確かでしょう。そのまま高度を取って西南西の方向に向かいます。海岸線が見えてきたら、後は海岸線に沿って西に飛んで、15分位でベースキャンプに着きました。ここも離れた時のままのようです。

 着いた時にはもう夕方になっていました。エルフの集落でも時間を使いましたからこんなものでしょう。
 今日はキャンプの準備をして、夕食を食べて寝る事にしました。
 久しぶりに海鳴りを聞きながら満天の星を眺めていると、吸い込まれそうな気がします。 食後のお茶を飲みながら、アルメリアさんと別れてゲルマニアに帰ってからの事を話しました。アルメリアさんもゲルマニアの事に興味を持ってくれたようで、色々な質問をしてきました。
 それから、前と同じように練金で壁を作り、椰子の葉で屋根を葺いて簡単な小屋を作りました。荷物を片付けて、アルメリアさんと小屋に入り横になります。

 お休みなさい。
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