第21話:足りない材料はリゾートに行って!?
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すから。『ヴァルファーレ』が思いっきり飛んだら、どれくらいのスピードが出せるのだろうと考えただけですよ。」
[思いっきり飛んだらかえ?我が思いっきり飛べば、前にこのルートを飛んだ時、屋敷から最初の中継点まで掛かった時間の半分位で行けると思うが。]
半分という事は、速度が倍になるんですよね。と言う事は前に飛んだ時は時速800リーグでしたから、時速1600リーグですか?気温と気圧を考えなければ対地速度が時速1225リーグで音速ですから、時速1600リーグだとマッハ1.3?完全に音速を突破していますね。しかもこの高度で出来るのですから、ソニックウェーブなんかはどうなるのでしょう?小回りが利いて空中で静止する事も出来るし、攻撃能力を考えるとジェット戦闘機より凄いかもしれません。少なくとも才人のゼロ戦よりずっと強いでしょうね。
「やっぱり『ヴァルファーレ』は凄いですね。こんなに凄い使い魔が側にいてくれるなんて、僕は何て幸運の持ち主なんだろうと思います。」
[なっ!何を言っておるのじゃ?いきなり恥ずかしい事を言うものではないぞえ!!]
あっ、いま『ヴァルファーレ』が照れましたね。人間だったら顔が真っ赤になっているんでしょうね。
「済みません。それでは、このままの速度で良いですから、この前みつけた森の中の空き地まで行ってください。」
[解った。このままじゃな。]
快適な空の旅を楽しんでいれば、あっという間に空地に着きました。
『ヴァルファーレ』には空地の南側に降りてもらい、一旦荷物は足から外しておきましょう。万一幻獣でも表れて戦闘状態にならないとも限りませんからね。
その後、『ヴァルファーレ』にも周囲の状況をじっくり確認してもらいながら、僕自身も空地の中や周囲の森の状況を確認して回り、全く異常を感じられなかったことから、此処に中継拠点を作ることにしました。
空地の北側を50メール×100メール位整地して、その中に30メール×50メールの2階建てを土魔法で作りました。
南側中央に玄関を作って、左右シンメトリにきれいに装飾を施して、全体的にどこかの小宮殿みたいな感じに仕上げています。
建物の周りには整地した分だけ芝生を張って、はだしで歩いても寝転がってもいいようにしてみました。
空地の東側には50メール四方の倉庫も作ります。これだけの大きさがあれば、さしあたっての荷物は入るでしょう。
空地の周囲には高さ3メールの鋼鉄製の柵を作って、万一誰が来ても入ってこれないようにしておきましょう。
これだけの施設を作り終えてから移動を続けることにします。
そのまま、『ヴァルファーレ』に乗って空の旅を楽しんでエルフの集落に着きました。
12日ぶりになるのかな?集落の様子は前に来た時のまま
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