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とある3年4組の卑怯者
128 大混乱
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一髪、誰かが滑り込んで小春の体を掴んで、花火から守った。花火はその人物の足すれすれの所で爆発した。
「大丈夫!?」
「うん、ありがとう!」
 まる子はその人物を見て驚いた。
「あーー、お姉ちゃん!!」
 小春を守ったのはまる子の姉・さくらさきこだった。その時、さきこの友達のよし子が駆け寄った。
「あ、さくらさん、スカート!!」
「え?キャー!!」
 さきこは自分のスカートを見ると、先ほどの花火の火がスカートについていた。さきこは慌てて砂をかけて消火した。
「なんて事するんだブー!!」
 ブー太郎は花火を飛ばす男子に近付いた。
「おっと、テメエも吹っ飛ばすぞ!!」
 男子は花火の筒先をブー太郎に向けた。その時、靴の片方がその男子の顔と手に勢いよく当たった。
「痛っ!!」
 ブー太郎は振り向くと、ケン太と本郷が自分の靴を蹴ったのだ。ブー太郎はその隙に体当たりし、花火を取り上げて遠くへ投げた。そして、本郷、ケン太も来てその男子を押さえ付けた。
「た、助かったブー・・・」
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