127 校内暴力(テロ)
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」
笹山は必死で駆けつける。そして堀内を止めようとして体当たりした。幸い、バットは藤木達にも笹山にも当たる事はなかった。
「藤木君達は行って!!」
「え!?そんな!笹山さんを置いて行くなんてそんな卑怯な事はできないよ!!卑怯を治すって約束したのに!!」
「でも藤木君はスケートの大会があるでしょ!こんな所で怪我して欲しくないの!それに山根君が大変じゃない!!急いで逃げて!早く!!」
「そんな・・・」
「藤木!仕方ねーぞ!とにかく山根を連れていくぞ!笹山、死ぬなよ!!」
「うん、浜崎君・・・」
藤木とはまじは胃腸の痛みで動けない山根を連れて逃げた。笹山が「キャー!!」と悲鳴をあげる声が聞こえた。しかし、藤木は振り向く事ができなかった。
(笹山さん・・・。ごめんよ、君を身代わりにして・・・)
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