暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第3章 『ネコにもなれば』
第42話 『ネコ先生によるスキルレッスン?』
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興味を得る理由を理解しかねたが、構わず始めることにした。コタロウはパネルを開く。
「それでは、これから私のことはネコ先生と呼んでください……あれ?」
「ん?」
どうやら教授資料の台本、骨組みはトラガホルン夫婦が作成したようで、一文目を彼はそのまま読み上げたらしい。公文書ではない夫婦の作成資料は基本目を通すことをコタロウはしない。彼は時々あるこのイタズラが、普段の彼らへの困らせたお返しであることを把握はしていた。
「……失礼しました、前言は撤回し――」
『分かりました、ネコ先生!』
「……はい」
だが、この場でそれを犯さなくてもいいのにと内心思いなが、頷くことしかできなかった。
「これから上官にいくつか質問や試してしまうことをお許しください」
「え、わかりました」
「それでは、と」
彼はいくつか準備をしていたようで、コインを一枚取り出し、彼女に手渡した。表、裏も説明する。
「コイントス、できますか?」
「はい」
「お願いします」
そうすると彼女はコインを弾き手の甲に乗せながらすばやくもう一方の手で隠した。
「ランスター二等陸士はどちらにしますか?」
「えと、じゃあ表で」
「私も表です」
そして確認すると確かに表である。
「では、もう一度」
「はい」
再度コイントスをする。次はコタロウが当たり、ティアナははずれた。
もう一度、もう一度、と繰り返していくと彼は一定として当たり続けたが、彼女は当たったりはずれたりを繰り返していた。
「あの、ネコ先生」
「私もやってみていいですか?」
スバルの参加に頷くと、コタロウはティアナのコインを渡すわけではなく、スバルにもう一枚コインを渡し、考慮してか今度はコタロウとスバルがコイントスをした。
「ランスター二等陸士、私のコインとナカジマ二等陸士のコインをそれぞれ答えてください」
「……え、と、こちらが表、そちらが裏?」
「違います。私のは裏で、ナカジマ二等陸士のは表です」
そのあと、今度はその二枚を繰り返すと、先ほどと同様にコタロウは当たり続け、ティアナの正答率は一定ではなった。
『……』
「私の能力が分かりましたか?」
ある人たちが見れば手品の類に見えるかもしれないが、そのような出し物ではないことは間違いなく、コタロウの能力のヒントとして実演したのだ。
「すごく、目がいい?」
スバルの答えにコタロウは顔を振った。
「ランスター二等陸士は、とある一瞬がものすごくゆっくりとスローヴィジョンに見えたことはありませんか?」
「……えと、あります」
なのはに撃墜さ
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