第29話
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年半前の内戦にはまだ謎が結構残されているっぽいしなぁ。」
「うん、そのあたりに気をつけて情報収集をした方がよさそうだね。」
「す、凄いです……」
「ったく……ギルド顔負けの連携だな。」
「クク、某支援課とも互角―――いや、それ以上の連携かもしれないなぁ。」
「で、こんなメンバーが他にもいるんだろう?」
旧Z組や特務部隊の会話や今後の方針を聞いて冷や汗をかいたティータとアガットは感心し、興味ありげな表情をしたランドロスに視線を向けられたランディは苦笑しながらトワに視線を向けた。
「ふふっ、旧Z組は教官も含めたらあと7人いますね。」
ランディの問いかけに対してトワは微笑みながら答えた。
「ふう……それにひきかえ。」
「まだまだだな―――僕達は。」
「………確かに少々、経験値の差を感じます。特にわたしは教官達と同じ”特務部隊”に所属し、旧Z組の皆さんと内戦終結の為の作戦行動を行っていたのに……自分が不甲斐ないです。」
「―――いや、そんな事はないだろう。」
「実際、危ないところを助けてもらったわけだしね。」
「しかも奇襲とはいえ、あの”鉄機隊”の注意を惹きつける事ができたしな。」
「ふふ、あの時の助太刀は正直とても助かりましたわ。」
「機甲兵を使ってリィンのサポートもしてくれた。ARCUSUで全員、繋がっちゃったし。」
「はい。そう言う意味では私達”特務部隊”と繋がったとも言えますね。」
「ヴァンダールの双剣術―――それ以外もこの先が楽しみだ。同じ”Z組”として今度見えた時はよろしく頼む。」
「フフ、同じく”特務”の名を持つ者同士としてもよろしくお願いしますね。」
「ま、力不足を感じているんだったらリィン達をちょっとでも楽をさせる為にもこれからも頑張ったら?あ、ちなみにエヴリーヌはいらないからね?獲物が減っちゃうし、キャハッ♪」
「エヴリーヌさん……最後の一言が余計ですよ……」
「フッ……だが、少なくてもお前達の方が”重剣”よりも”素質”はありそうだからな。意外と早く追いつく事ができるかもしれないな。」
「喧嘩売ってんのか、この野郎……!?いっそ、ここで今までの分の借りを纏めて返してやってもいいんだぜ……!?」
「こんな時くらいは落ち着いて対応してくださいよ、アガットさん〜。」
ユウナ達は自分達の不甲斐なさを感じているとリィン達旧Z組や特務部隊の面々はユウナ達に対する高評価の答えを口にしている中余計な言葉を口にしたエヴリーヌはツーヤは呆れた表情で指摘し、レーヴェに視線を向けられて顔に青筋を立てたアガットの様子を見たティータは疲れた表情で指摘した。
「あ………」
「………了解です
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