Dr.くれはと一匹のトナカイ
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の狼煙が上がることになった。
一方、城内の病室
「あの坊やがあと少しでもここに来るのが遅かったらあんた死んでたよ」
Dr.くれはの言葉に顔面を蒼白にするナミ
Dr.くれははそんなナミの服の裾を捲り上げ、斑点を見せつけた。
「"5日病"と言う病気だよ。古来の密林に住む"ケスチア"と呼ばれる有毒のダニが感染源だね。そのダニが引き起こす病の恐ろしさは身をもって体感してるはずさ」
「……っ」
Dr.くれはが告げる衝撃的な事実にナミは思わず顔をしかめる。
「ところであの坊やあんたのこれかい?」
Dr.くれははナミを揶揄うようにニヤニヤしながら小指を上へと突き上げる。
「ちっ、違うわよ!私とアキトはそんな関係じゃっ…!?」
ナミは熱の影響も合わさり顔がりんごのように真っ赤に染め上げた。
「初々しい反応だね。冗談だよ、冗談。ヒーッヒッヒッヒッヒッヒ!」
そんな会話があったとか、なかったとか。
それはナミとDr.くれはのみぞ知る。
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