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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第28話
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〜ハーメル廃道〜



「参りましょう――――レディーライズ!!」

プリネ達と共にデュバリィとの戦闘を開始したステラは味方の集中力を高めてクリティカルヒットや回避率等を高めるブレイブオーダー―――レディーライズで自分達の集中力を高め

「雷の力よ―――瞬雷!!」

「甘いですわ!」

「そこだ―――風雷神槍!!」

「!」

デュバリィは細剣(レイピア)に雷の魔力を纏わせたプリネの強襲攻撃を回避した後、プリネの攻撃のすぐ後に放たれたフォルデの雷が迸る竜巻を盾で防いだ。

「出でよ、双子の竜巻よ―――双竜の大竜巻!!アークス駆動―――エアリアルダスト!!」

「キャアッ!?」

プリネとフォルデの攻撃を防いだデュバリィだったが、二人の攻撃の間に魔術の詠唱と戦術オーブメントの駆動を終えたステラが発動した竜巻を発生させる魔術とアーツをその身に受けてダメージを受けると共に怯み

「行きなさい―――貫通闇弾!!」

「ぐっ!?」

「滅翔槍!!」

「くっ……あうっ!?」

デュバリィが怯んだ隙にプリネは片手から貫通力のある暗黒の魔力弾を放ち、フォルデは槍でデュバリィを跳ね上げさせた後空中で追い討ちをかけて叩き落として追撃し

「崩したぜ!」

「そこですっ!」

「っ!?」

フォルデのクラフトによってデュバリィの態勢が崩れるとフォルデと戦術リンクを結んでいたステラが追撃にライフルによる射撃をデュバリィに命中させた。



「よくもやりましたわね……!オォォォォォ………ハアッ!!」

「!」

「よっと!」

ステラの追撃が終わるとデュバリィは反撃に剣に氷の魔力を纏わせて薙ぎ払うクラフト―――豪氷剣をプリネとフォルデに放ち、放たれた斬撃に対して二人はそれぞれ後ろに跳躍して回避し

「まだですわ――――喰らいなさい!」

「させねえぜ?」

「回復します!」

続けてクラフト―――残影剣でステラに襲い掛かったが、ステラと戦術リンクを結んでいるフォルデがすぐにステラのカバーに入ってデュバリィの攻撃を防御態勢でステラの代わりにダメージを受け、更にステラはリンクアビリティ―――クイックキュリアを発動して自分の代わりにダメージを受けたフォルデの傷を回復した。

「炎の力よ、我が剣に宿れ――――集炎!!」

「オォォォォォ………豪炎剣!!」

炎の魔力を細剣(レイピア)に宿したプリネの薙ぎ払いに対してデュバリィもプリネのように剣に炎の魔力を纏わせた斬撃を放って相殺し

「―――ロックオン完了。逃がしません!!」

「!!」

更にステラのライフルによる弾丸を撃ち尽くす程の連射――――アサルトラッシュに対してはすぐに盾を構えて
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