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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第九十五話
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ー?どした?」
「ひと…おおい…」
「あぁ…そっか…姉さん以外取り敢えず出て行って。
悪いね、こっちから呼んどいて」
「いや、構わんぞ坊主。家族水入らずで話してくれ。
ほら、二人とも行くぞ」
楯無がアルシャーヴィン夫妻を連れて部屋を出て行った。
「一夏」
「何?姉さん」
「えっと…」
「あぁ、円香はある程度話せるようになったよ。
ほら、円香。挨拶」
一夏にぴったりくっついている円香に呼び掛けると、おずおずと離れた。
「はじめまして、おねーちゃん」
「は、はじめまして…?」
円香に挨拶された千冬は、どう返したら良いかわからず、とりあえず同じ言葉を返した。
「何故姉さんが疑問形?」
すると一夏は円香を抱き上げ、千冬の膝の上に乗せた。
「「?」」
「じゃぁ俺は束さん達に報告してくるから」
そう言って、一夏は部屋を出て行った。
side in
「やぁ、いっ君。どうだった?」
「どう、とは?」
「いや、だからまーちゃんだよ。
いらん洗脳とかされてなかった?」
束さんは心配性だなぁ…
左人差指に嵌めたリングを見せる。
「心配ないよ。
フォールド・リングまで使って精神ダイブしたんだから。
何かあったら気付いてる」
「それもそうだね」
「箒達は?」
「観光中だよ。えーちゃんとりーちゃんも一緒。
更識と布仏の姉妹もついてるから心配ないよ」
確かに箒達のエイドスの位置情報が同じ場所に集まっているな。
「ならいいや。じゃ、俺達は俺達でベルリンデートと行こうか」
「うん。わかった」
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