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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第九十四話
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いや、末かどうかは、まだわからない。

だけど、こいつが、俺達の妹である事に変わりはない。

『ニンゲンってぇのはわからねぇなぁ…
血が繋がってるって訳じゃぁねぇんだろう?』

奏か…

『ああ、でも、円香は…それに、まだあった事のない二人も、妹だよ』

『それはますたーと同じデザインベイビーだから?』

『ああ、橙の言うとおりさ』

『ほぅ?そういう物なのか?』

『そういう物らしいよ。私は奏と違ってますたーの記憶を覗いたことあるから』

『そうか…まぁ、暇な時にでも聞かせてくれや』

『ん、わかったよ奏』

まぁ…二人が仲良くなるのはいいのだが、途中から俺そっちのけで話してやがる…

『ますたー』

『なんだ?』

『ますたーは、自分の肉体についてどう思ってるの?』

どう?

『お前なら、知っているだろう。
態々聞くな』

お前なら、俺が一昨日見た夢も知っているんだろ?

『知ってるさ。でも、千冬もショックだと思うんだけど?』

『わかってる。でも、円香の話をするなら、メシアの事は言わなきゃいけないだろう』

『そうか?お前なら、上手く誤魔化す事もできたんじゃねぇの?』

『うるさい…
おれは、お前達が思っているほど有能じゃないんだ』

「んぅ…」

ん?

「何か言ったか姉さん?」

「私ではない」

っつーことは…

円香の顔を除き込む。

「やぁ、おはよう。俺達の妹」

「………」

そっと目を開けた円香は、何も言わない。

「言葉は、わかる?」

「………?」

そこからか…

「ー…ぁ…」

お?話せるのか?

「ぁー…」

んー…ダメか。

円香は、ムクリと体を起こし、辺りを見回した。

「ぁー…あ…?」

しょうがない…

「姉さん」

「な、なんだ一夏?」

なんでキョドってるんだよ…

「束さん…あー…あと柳韻さん達に連絡御願い」

「あ、あぁ構わんが…」

「じゃぁ、俺今から寝るから」

「は?」

「ちょっと円香と話してくる」

パレード、ディキャスト。

フォールド・リング、オープン。

瞳を金色に、指には人工フォールド・クォーツをあしらったサイコ・Eカーボン製のリングを。

「は、話すってどうやって…」

「大丈夫。概念伝達は出来るだろうから」

「がい…精神ダイブか?」

「そう言うこと」

円香をゆっくりと、寝かせる。

俺の方を向いて、不思議そうにしている。

「大丈夫大丈夫、今から少し話すだけだから」

円香の隣に寝転ぶ。

その細い手を、リングを付けた右手で握り…

「橙
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