暁 〜小説投稿サイト〜
相談役毒蛙の日常
二十九日目
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

ユイ「トードさんにもわかりませんか?
クラインさんとエギルさんは押し黙ってしまいまして」

トード「(ちゃんと教育しとけよ…)」

ユイ「トードさん?」

トード「(あ、そうだ)」ニヤニヤ

ユイ「?」

トード「ユイちゃん」

ユイ「はい」

トード「パパとママに聞いてみるといいよ、あの二人は倫理コードは絶対に外したことあるから」

ユイ「パパとママがですか?」

トード「うん、だからパパとママが誤魔化そうとしても引いちゃだめだよ」

ユイ「はい、わかりました!」

トード「ほら、行っておいで」

ユイ「はい!」とたとた

トード「ぷ、く…アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」

カトラス「うん?どうしたんだ、こんな道端で爆笑して」

トード「おお、カトラスか…ぷふ!…いやな、じつは……」

とカトラスに事の成り行きを説明する。

カトラス「鬼かお前は」

なおこの後モノクロカップルに追い回された。

だが俺はこう訴えたい。

『俺は悪くねぇ』











TS?

灯俊「ふぅ、今日は特にクエストも無いし…レベリングだな…リンクスタート」

極彩色の光を経て、妖精郷へ下り立つ。

トード?「ふぅ、何処にレベリングいこうかな…ん?」

俺はふと気付いた、視線が低すぎる。

トード?「ん?バグか?」

そう思ったが、部屋の鏡を見て唖然とした。

トード?「え?カトラス?」

そう、写っていたのはトードではなくカトラスのアバターだった。

カトラス(灯俊)「はぁぁぁぁ!?」

と、そこへ…

ビュォー!っとログインエフェクトが現れた。

???「ふっふっふ、気分はどうだ?」

そこに居たのは俺のアバター…ポイズン・トードだった。

俺はすぐさまこのおかしな状況とその原因を理解した。

カトラス(灯俊)「葵!どういうつもりだ!?」

トード(葵)「いやぁ…この前お前に『這い寄れニャル子さん』借りたじゃん?」

カトラス(灯俊)「そんな事は聞いていない!」

トード(葵)「あれでニャル子が真尋と入れ替わってオ〇ニーしてたじゃん。
で、このアバターでシたら気持ち良くてさ。
だから灯俊にも女の悦びを教えてあげようかとな」

そう言って俺の分身が迫って来る。

カトラス(灯俊)「は、ははっ、何を言ってるんだ?痴漢防止コードが…」

がしっ!っと肩を捕まれる。

トード(葵)「倫理コードは外しといた」

カトラス(灯俊)「はぁ!?」

トード(葵)「いやぁ、一回【カトラス】を抱きたかったんだよな…」

俺は駆け出した、後ろの変態から逃げる為に。

五分後

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ