第26話
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もかく。改めて9対4……”対戦相手”も様子見みたいだし、とことん殺り合おうか?」
「まあ、いいでしょう。上手くいけば”起動条件”もクリアできそうですし。」
「”対戦相手”……?」
「”起動条件”だと……?」
リィン達との戦闘を再開しようとしたシャーリィとデュバリィの言葉にエリオットとアガットが眉を顰めたその時!
「ハッ、もらったぜ!!」
「おっと……!」
何とドラッケンを操縦するアッシュがシャーリィの背後から現れてシャーリィに奇襲し、奇襲に逸早く気づいたシャーリィは間一髪のタイミングで前方に跳躍して回避した。
「その声―――[組のアッシュか!?」
「うふふ、”やっぱり”来たわね。大方演習の最中にランディお兄さん達の目を盗んでここまで来たんでしょうけど………どのタイミングでレン達の後を追って、しかも”自分達”どころか機甲兵をランディお兄さん達の目を盗んでここまで来た方法は純粋に気になるわね♪」
「か、感心している場合ではありませんわよ……というかどうしてその事をわたくし達に教えてくれなかったのですか………あら?”達”という事はまさかとは思いますが――――」
ドラッケンから聞こえてきたアッシュの声を聞いたリィンは驚き、小悪魔な笑みを浮かべたレンの言葉に呆れた表情で溜息を吐いたセレーネだったがある事に気づいた。
「あたしたちもいます!」
「参る――――!」
するとその時セレーネの予想通り、ユウナとクルトの声が聞こえた後ユウナとクルトは”鉄機隊”の側面から現れ
「ほう……!?」
「あら……!?」
アイネスとエンネアはクルトとユウナの奇襲攻撃をそれぞれ回避した後二人と対峙した。
「くっ、雛鳥ごときが―――ぐっ……!」
そしてユウナとクルトの奇襲に唇を噛みしめたデュバリィが何かに気づいて視線を向けたその時、片腕にアルティナを乗せたクラウ=ソラスがデュバリィを殴り飛ばした!
「”黒兎……!貴女がいましたか……!」
「久しぶりですね、”神速”の。」
唇を噛みしめて呟いたデュバリィの言葉に対してアルティナは淡々とした様子で答えた。
「アルティナ……クルトにユウナまで……!駄目だ、下がってろ……!」
ユウナ達の登場に驚いたリィンはユウナ達に警告をしたが
「聞けません―――!貴方は言った……!”その先”は自分で見つけろと!父と兄の剣に憧れ、失望し、行き場を見失っていた自分に……間違っているかもしれない―――だが、これが僕の”一歩先”です!」
「………!」
「クルトさん……」
意外にもクルトが反論し、クルトの反論にリィンとセレーネはそれぞれ驚いた。
「クルト君……」
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