銀河動乱
星を壊す者
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に、ホコホコと部屋を脱出した。
惑星メルの王女《プリンセス》、超時空連絡者メローラの要請は多岐に渡るんだけど。
依頼の解決に必要不可欠な次元間通路、超空間《ハイスペース》を通過可能な時間は僅か数秒。
超空間の回廊《チューブ》が崩壊せずに通過可能な容量は、小型宇宙船2隻分に限定される。
多元宇宙を縦横無尽に駆け巡る特殊能力が必要不可欠とされ、適任者は一組しか存在しない。
千里眼《クレアボワイヤンス》の超能力を保持する唯一の存在、WWWA犯罪担当部門の絶対的な切札。
銀河一優秀な事件相談員《トラブル・コンサルタント》、ラブリー・エンゼルに白羽の矢が立った。
主役《メイン》を張るのは、あ・た・し。
ぶりっ子の相棒《パートナー》ユリ、お供《ペット》のムギは、お・ま・け。
間違えるんじゃないわよ、クラッシャー達は手下だかんね。
ダンのチームはうちらを補佐するってコトで、銀河連合からの依頼を請け負ったんだ。
うちらの千里眼だって万能じゃないかんね、無理なもんは無理よって言ってやったんだけど。
ソラナカ部長から(何時、生き返ったのよ。聞ーてないわよ!)、追加任務を押し付けられた。
イーバ星人の惑星メル占領、救助要請《S・O・S》発信が確認されたんだって。
メローラ救出の為、3色の戦闘機《ツインビー》を援護すんのよ。
豪快な壊し屋《クラッシャー》ブロディ、ダンの息子(!)ジョウ筆頭の精鋭達も動いた。
惑星メル次元座標の探索を請け負い、数千のチームが多元宇宙の各地に散る。
発見の暁には超空間チューブ、惑星メドン推進装置で強引に移動させる計画よ。
条件が合えば銀河系最後の秘宝、赤色巨星の重力崩壊も使うけどね。
あたし達は悠々と垂直型万能タイプ宇宙船、ラブリーエンゼルに乗り込んだ。
普段はゴタゴタ抜かす管制官も顔を引き攣らせて沈黙を守り、な〜んも言えない。
き・も・ち・い・い。
水平型万能タイプ宇宙船アトラス、クラッシャー・ダン達のお家も同行。
おじさま達なら、足手纏いになる事も無いし。
敵の同盟軍って何だか知んないけど、首を洗って待ってなさいよ。
積もり積もった極限の怒りを盛大に叩き付け、ぶっちらばったる!
指示に従って航行中、様々な濃淡の闇が集う異次元空間《アナザー・ディメンション》が出現。
蒼い流星マークを描いた船が軽やかに翼を翻し、混沌の領域に突き進む。
真紅と銀色の星船2隻が時空変換孔、多元宇宙の彼方に姿を消した。
時空の揺らぎ現象で約3千年、時を遡った移民船団は時間旅行可能な異種族を発見した。
地球2《テラ・ツー》の過去界、アトランティス帝国出身者達が銀河系各地で暗躍している。
秘密工作員は連邦宇宙
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ