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コズミック・イラから来た男
コズミック・イラから来た男
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にある。
 それだけでは無い、聞いた事も無い機械を1つだけ知っているのだ。
 『プラズマジェネレーター』どこで作られた物かは知らないが、製造方法を知っているのだ。
 ドムトルーパーは俺がCEのファクトリーで、設計に携わったから分かる。
 それに身分証明、社員証、お金等、必要な物を気づいた時には持っていたのだ
 全く訳が分からん、そうだ俺の名を言って無かった。
 名前はユーリ・サハク、オーブのサハク家の一員で、ファクトリーで開発者をやっていた。
 
 
 UC0078年12月3日
 ドムトルーパーの試作が完成した、だが戦争は目の前だ。
 明日、ドムトルーパーをザビ家の者が、視察に訪れるそうだ。
 そこで何としてもこいつの量産を、認めてもらわなければこの国は戦争に負ける。
 戦争を逆転出来るだけの力を、こいつは持っている筈だ。


 UC0078年12月4日
 ザビ家のギレン総帥自ら、視察に訪れた。

 ギレン「うむ。力強いスタイルをしているな。テストを始めてもらおう」

 ギレンは最初重くて鈍そうだと思った。
 だがテストを見て驚いた、機動性、パワー、防御力、何よりビーム兵器をMSが攻防に使っているのに衝撃を受けた。
 
 ギレン「これは誰が開発者だ。素晴らしい」
 ユーリ「私です、総帥。ユーリ・サハクと申します」
 ギレン「そうか君が。すぐに量産に入り給え、予算は幾らでも出す」
 社長「分かりました。総帥すぐに取りかかります」
 ギレン「それとこのサハク君を、軍の開発局に迎えたいのだが」
 社長「それは本人さえ良ければ」
 ユーリ「構いません。私の力で良ければ」
 ギレン「決まりだ。明日にでも総帥府に来てくれ。待っているぞ」

 ギレンは満足げに帰って行った。
 それから俺は社長に挨拶をして荷物をまとめ、短いツィマッド社に生活に終わりを告げた。

 翌日出来る限り早めに、総帥府へ出かけて行った。
 受付に行くと総帥は用事が出来たという事で、直接第206新兵器開発局へ行かされた。
 第206新兵器開発局に行くと、局長から辞令を貰い大尉になった。
 そして第2MS開発部門へ回された。
 そこの責任者は俺だった、俺の為に新しく第2部門を作ったらしい。
 と言っても俺1人なんだけどね、人員は後で回してくれるそうなのでまあ気楽にやろう。
 
 
 UC0079年1月3日
 遂に連邦にジオンが宣戦布告をした。
 
 俺は現在既存兵器であるザクUC型と、新型のF型用に使えるビーム兵器を開発している。
 ビームマシンガンとビームトマホークを作っている。
 ザクタイプは1番量産数が多いからね。
 噂でドムトルーパーの量産体制が整い早ければ、2ケ月後には戦線に投入されるそうだ。

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