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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第十七話:イライラは美容の敵。でもイライラを納めるのは難しいので、その他の美容の敵を排除する。
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思わず手を振り払って後退りしたら、そのまま名を名乗って行っちゃったのよ」

「なるほどねぇ……でも名を名乗られたんなら、サッと修道院に行ってその男を呼び出してもらって突っ返せば良いんだな?」
「そうよ。だからウルフは行きたくないだろうけども、もう一度修道院に行って指輪を返す事に文句を言わないで」

俺はここに残るから、お前等だけで行け……って言おうと思ったんだけど、ゼシカさんが上目遣いで胸の谷間を強調させながらお願いしてきたから「わ、分かった」って言っちゃった。参ったなぁ……ゼシカさんって可愛いんだよなぁ、こう言うときリュカさんなら迷わず喰うんだろうな。

「と、ところで……その男の名前は?」
「え〜っと何だったけ?」
おいおいシッカリしてくれよ……余計に可愛く見えるだろ。

「確か『ククール』って言ってましたよ」
「流石アハト! よく憶えてたわね」
……ククール?

それって確か、あのデコっぱちの腹違いの弟じゃ無かったけ?
また面倒事の始まりか……?

ウルフSIDE END




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