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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第十七話:イライラは美容の敵。でもイライラを納めるのは難しいので、その他の美容の敵を排除する。
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。
やめろ! そんな目で俺を見るな!
この考え方はリュカさん仕込みなんだ!
だって例の不良軍人等の件でも、リュカさんはブチ切れてたし……
そう……リュカさんは弱い者虐めをする輩が大っ嫌い。いや、もしかしたら大好きかも……だってリュカさんの趣味の一つに“弱い者虐め苛め”ってのがある。
言葉だけ聞くと何だかよく解らないけど、要は“弱い者を苛める者を虐める”事だ。
あの修道院の騎士等も、俺達が逆らえない弱者だと思ったから、横柄な態度で接してきたんだと思う。それってやっぱり弱い者苛めだよ。
そう考えたら頭きたね。
気付いたらあんな大嘘まで吐いてたよ、ははは……(汗)
慌てて寄付金の話しにすり替えたけども、連中は大急ぎで真偽を確かめるだろうなぁ……
バレたら如何なるだろう?
別に違法な事はしてないと思うし、問題無いか?
本物の大臣にチクられたら大問題になりそうだな。
バレる前にこの地を離れた方が良いな。
うん、そうしよう。
イライラの所為で思考も纏まらないし、町に着いたら即座に宿屋で寝て、明日の朝一に出発だ!
(マイエラ地方・ドニの町)
「今日はもう疲れた。サッサと宿屋で休もうぜ」
弱小モンスター等に八つ当たりをして少しは気分が晴れてきた俺は、計画通り宿屋へ直行する事を提案する。
「ちょ、ちょっと待ってよ。流石に食事くらいは済ませましょうよ。結構な時間になってしまったけども……ほら、直ぐそこの酒場はまだ営業中よ。多少なりとも空腹を満たさないと、眠れないわ」
元を正せばゼシカさんが強行軍を希望した為、夕食時間が大幅にずれ込んだのに、そんな事を忘れたかの様に俺の提案を却下する。
正直、俺はイラつきで腹が減ってない。
イライラは美容の大敵だし、少しでも早く明日を迎えてこの地から逃げたいから、ゼシカさんの意見を無視したいけど、アハト君等も空腹で辛いらしく、彼女の意見を支持。
よく考えたら皆一緒に行動する必要も無いので、空腹組(俺以外)は酒場で食事、イラつき組(俺だけ)は素早く就寝。これで良いと思うね。
と言う事を伝え、連中と別れた俺は、サッサと宿屋で眠る。
あぁ……こんな時にマリーが居れば、今夜は寝かさないのになぁ。
「やぁ、おはよう」
しこたま早起きした俺は、昨晩からの空腹を今更ながら感じ出し、24時間営業の酒場(昨晩空腹組が食事した店)に入り、一人で朝食を開始……食べ終わりそうになった頃、アハト君を先頭にゼシカさん等も登場。因みにラングとリュリュさんは、まだ寝てるらしい……アイツ等ヤってるんじゃないだろうな?
「おはようじゃないわよ……朝食食べるなら、誘ってくれても良いんじゃないの?」
初めて入る酒場だが、外装と内装のミスマ
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