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マイ「艦これ」「みほ3ん」
EX回:第49話<艦娘は何処から>
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「ししし、失礼します!」

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マイ「艦これ」「みほちん」(第3部)
 EX回:第49話(改2)<艦娘は何処から>
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 再び配膳担当の吹雪たちが来て食器を片付け始めた。
すると美保の金剛が積極的に声かけする。
「ブッキー(吹雪)元気ぃ?」

ニコニコしながら少し(かが)んで吹雪の顔の前で手を振る金剛。
だが当の吹雪は、きょとんとした表情で硬直している。

すると比叡が後ろから声をかけた。
「お姉さま、量産型ですから……私たちのこと知っているわけ無いですよ!」

「あぁ、そっかぁ! それは残念だネ……」
金剛は、いつもと違う雰囲気に、ちょっと恥ずかしかったのだろう。珍しく頭に手をやっていた。

だが量産型の吹雪は比叡の顔をじっと見ていた。ふと、それに気づいた比叡は金剛と並んで吹雪の前で中腰になって微笑んだ。
「どうかしましたか? 吹雪ちゃん」

「……え、あ……いえ」
ちょっと頬を赤くする吹雪。

(おや?)
これには私も意外な印象を受けた。量産型の彼女たちは今まで無表情だったから。

でも後ろから叢雲に小突かれた彼女は直ぐにハッと我に帰ったような表情になる。
「ししし、失礼します!」

ぎこちなく敬礼して一礼した吹雪。

「……」
呆気に取られたような金剛姉妹を尻目に彼女たちは食器を抱えてワゴンへ向かう。

それを見ていた赤城さんが微笑んで言った。
「あれは……いつもの吹雪ちゃんの感じね、何となく」

「うん、うん。吹雪チャンっぽい」
夕立も同意する。

(なぜ比叡に反応を?)
ちょっと疑問が湧いた。

「……どうも量産型ってのは掴みにくいな」
意外に技術参謀も呟いた。

 配膳の駆逐艦娘たちが一礼して退出すると雰囲気を変えるようにブルネイが声をかけた。
「打ち合わせは15分程度で、その後は演習準備だ。5分前には人を寄こすよ。俺も準備があるから……いったん失礼する」

 敬礼をしてブルネイと技師も退出する。急に会議室は静かになった。
壁の時計を見ると13時過ぎていた。

 私は揺れる椰子を見ながら考えた。
(休憩後、簡単な打ち合わせをして艦娘たちは演習の準備……という流れになるだろう)

だから昼食後、演習予定時刻の14時までは時間がある。

「よし皆、適当に座ってくれ」
技術参謀の声かけで各自は着席した。

「さっきの技師に午後の資料をもらった。まずは相手側のメンバーだが、えっと……」
彼女はチョッと間を置いて一覧を読んだ。

「比叡が2って……二人なのか?」
参謀自身が驚
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