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相談役毒蛙の日常
八日目
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鏡を渡した。

「そいつでクリスタルの先端見てみな」

リーファは怪しそうに単眼鏡を覗き…

「えぇ!嘘ぉ!?」

そうなるよな…ったく…こんなもん見付けられる訳がないだろ…

「どうしたんだよ二人とも?」

キリトが俺達に問いかけた。

「キリト君、これでクリスタルの先端を見て」

リーファに単眼鏡を渡されたキリトはクリスタルを見た。

「なんか…金ぴかの剣がある…」

「聖剣エクスキャリバー…ユージーンのグラムに唯一対抗できるとされる剣だ。
あんな所に隠してやがったのか…。
いつか取りに行くか…」

「アンタの得物は大剣でしょうが妖獣使い」

「ギルドの戦力増強にな」

「ふんっ…」

ま、そうなるわな…

「欲しいなら取りに行くといい。
ただし帰る手段は無いがな」

「わかってるわよ!」

エクスキャリバーが安直されているダンジョンの入り口を通りすぎ、トンキーは上昇していった。

やがて階段に着いた。

「ねぇ…この上って…」

「ああ、十中八九アルンだな」

「いくわよキリト君!」

「おい!待てよリーファ!」

キリトとリーファは階段を上っていった。

出た先はやはりアルンだった。

二人は盛り上っていた。

「おい、俺はギルドホームに顔を出す。
一旦ここでお別れだ」

「ああ、また明日」

「じゃぁね、妖獣使い」







俺は二人と別れ、ギルドホームへ向かった。

アルン…あぁ、半日しか離れてなかったけど、すごく久し振りな気がする。

俺は商店街を通り抜け、アルン一等地へ…

そこには城があった。

白亜の城。

カオスブレイブズギルドホーム

通称、混沌の館…

俺は正面玄関を開けた。

長い廊下の先の会議室。

その扉をあける。

「カオスブレイブズ相談役ポイズン・トード、帰還しました」

俺を待っていたのは円卓に座る幹部達。

入り口から最も遠くに座るのは、

我等が親友。

カオスブレイブズギルドマスターテルキス。

「トード、遅かったな。もうほとんどの事は決まったぞ」

「悪いなテルキス。ちょっとヨツンヘイムをマッピングしてた」

「ほう?」

「ギルドメンバー全員に地図にない村に気をつけろと通達してほしい」

「成る程な…座れ。ほとんど決まったとは言えまだまだ詰める事がある」

「わかった」

俺は円卓をほぼ半周し…

テルキスの隣に座った。

「では全員が集合したところで…」

イクシード全員が立ち上がった。

「「「「我等そびえる世界樹斬り倒さんが為!
戦を越えて集結せん!
我等が翼!天へ
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