八日目
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ーも守れん輩はとっとと失せろ」
「貴様!我等を愚弄するか!」
「愚弄?テメェらこそ調子に乗るな。
大方ワイプしかけて勝てそうな奴を選んだ様だが…
俺の獲物を奪おうってんだ。
今度こそワイプする覚悟が有るんだろうな?」
「貴様ら三人で何ができる?」
「ほう?言うじゃないか…」
俺は上半身の防具を解除し、背中を見せた。
そこにはカオスブレイブズのシギルとイクシードの紋章、さらに…
「世界樹に突き刺さる大剣!? 貴様よもや…!」
世界樹に突き刺さる大剣…俺が昔作ったパーソナルマークだ。
カオスブレイブズ初期メンバーは何かしらのパーソナルマークを持っている。
まぁ、わざわざ刺青なんてしてるのは俺やテルキスだけだがな…
「これでもやると言うなら、全力で相手をするが!」
「クソっ!」
そう言ってウィンディーネのプレイヤーは仲間の元へ戻り、パーティーも撤退していった。
「なぁ…トード…アンタ何者だ?」
ふむ…何者ねぇ…
「世界樹に突き刺さる大剣…インテンス・アサシン?」
ッチ…
「おい、スピードホリック、他人の黒歴史を蒸し返すな」
「インテンス・アサシンって?」
「ALOの始めの頃に領主や主戦論者殺しを何度も成功させたプレイヤーよ…まさか妖獣使いがそうだったなんて…」
イクシーズがパーソナルマークを持っている理由は、各種族の領主達を暗殺した後、それが俺達からのメッセージであると伝える為、パーソナルマークを書いた紙を置くのが決まりだったからだ。
「その事は忘れろ…ん?」
俺はトンキーが微かに動いたのを感じた。
「くおぉぉぉぉぉん!」
トンキーが一声上げて光に包まれた。
その光はシルエットを変えていった。
そして…
「トンキー…お前…」
トンキーは四対八枚の純白の翼を持つ存在へと生まれ変わった。
「くおぉぉぉぉぉん!」
と再び鳴き、羽を羽ばたかせた。
「成る程な…これがトゥルーエンドか…」
「そうだな」
「そうね」
俺の言葉に二人が頷く。
「ん?あれは?」
俺はヨツンヘイムの天蓋にクリスタルを見つけた。
エフェクトの感触からかなり大きい建造物だ…
俺は単眼鏡でクリスタルを観察した。
そしてクリスタルの先端に一本の剣を見つけた。
「は、はは、はははははははは!あーっはっはっは!そうかそうか!これは…はっははは!」
「ちょ、どうしたんだ?トード?」
あぁ、そうか、そうだよな…いきなり笑ったらな…
「っくっくっく…やっぱり運営はクソだな…おい、リーファ!」
「なによ?」
「ほれ」
俺はリーファに単眼
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