暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica9-Cザンクト・ヒルデ魔法学院・学院祭〜Confession〜
[9/9]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
「はい。生まれて初めてのお祭り、とても素晴らしいものでした」
イクスが目を閉じて今日の事を振り返る。美味しい物、楽しい事、色んな事があった。アインハルトさんも休んだおかげか、喫茶店に元気な顔を出してくれた。今年は一緒できなかったけど、来年こそはきっと・・・。
「っ・・・。ごめん、ちょっと外すね」
お手洗いに行きたくなっちゃった。フォルセティにはそう言いたくないから、ちょっと濁した感じでコロナ達に伝える。
「聖歌斉唱まであんまり時間ないから、急いできた方が良いよ?」
「うん。すぐ戻るよ!」
みんなと別れてひとり校舎に入る。生徒もシスター達もお客さんも校庭に集まってるから、校内は人っ子一人いなくて静か。そんな中でトイレに入って、用を済ませてスッキリ。そして個室から出たところで、わたしの視界にあってはいけないものが入った。
「え・・・? 男の人・・・? え、あれ、ここ、女子トイレ・・・?」
女子トイレに15歳くらいから40歳くらいまでの男の人が、まるでわたしを待ち構えるように佇んでた。混乱する頭の中。
「きゃ――っ!?」
悲鳴を上げそうになった時、一番近かった男の人がわたしの口を押さえてきて、さらにもう1人がわたしの背後に回って羽交い絞めにしてきた。体を持ち上げられて足が宙に浮く。頭の中は混乱から恐怖へ。
(なのはママ、フェイトママ・・・フォルセティ・・・!)
「聖王」
「聖王」
「聖王を、確保せよ」
「確保せよ」
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ