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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十三話 ナンバーズ 1
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アギトの攻撃に釘付けにされるアスカ。
身動きできない中、援軍が現れる
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
outside
「オラオラオラオラ!」
アギトの火炎魔法が矢継ぎ早に繰り出され、アスカとティアナはスバル達と分断されてしまった。
アスカは咄嗟にバリアを張り、ティアナの前に出る。
ムチャクチャに攻撃しているアギトの炎撃は分断されたアスカとスバル達の間にも着弾しているので、どちらも身動きがとれない。
もっとも、それはルーテシア達も同じだった。
あまりに強力な炎撃は、ルーテシアの足も止めていた。
「くそっ!動くなよ、ティアナ!」
アギトの炎撃をバリアで防ぐアスカが叫ぶ。
「アスカ、少しずつ下がれない?」
アスカの背中に隠れているティアナが聞く。
「や、やってみるけどよ!あの融合騎、すげぇ魔力だ!リイン曹長と比べても見劣りしねぇぞ!」
ガンガンとバリアに激突する火炎弾を防ぐアスカが歯を食いしばる。
「はんっ!反撃してこねぇのかよ!この亀野郎!」
アギトが調子づいて更に火炎弾を撃つ。
「ちぃっ!」
威力の高まる火炎弾にアスカが耐える。
(このままじゃアスカが保たない!)
ティアナがクロスミラージュを構えようとしたが……
「まだだ!いま反撃したらレリックを巻き込むかもしれないだろ!」
アスカがティアナを制止する。
「で、でも、このままじゃアスカが!」
「保たせる!何が何でもな!オレがティアナを守る!信じろ!」
「!!」
意図した事ではないだろうが、その言葉にティアナが赤くなる。
「……分かった。でも、準備だけはしておくからね」
おとなしくティアナは引き下がった。
その間にも、アギトの攻撃はアスカを撃ち続ける。
その度に、アスカは魔力を高めてバリアを強化する。
自分よりも身長の低いアスカの背中を目にするティアナ。
(……アスカの背中って、こんなに広かったんだ……)
ティアナは、必死になって防御するアスカを熱の籠もった目で見つめていた。
分断されたまま動けないでいるスバルは焦れていた。
『ティア!いま助けに行くから!』
リボルバーナクッルを構えて飛び出そうとするが、それをギンガが止める。
「待ちなさい、スバル!無闇に動いても危険なだけよ!」
「で、でもギン姉!このままじゃティアとアスカが!」
冷静さを失っているスバル。そこに、ティアナの念話が届く。
『落ち着きなさい、スバル』
いつもの、冷静なティアナがそこにはいた。
『状況をよく考えて
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