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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
14.やはり秘密とはばれるものだ
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る。今から練っておかなければ。
「そ、そう」
 おい、今のどこに顔を赤らめる要素があった。総司、睨むな睨むな。小町も目を輝かせるな。
「てか小町は時間大丈夫なのか」
「って八幡さん私たちが地味にやばいです」
 そう言われ時計を見ると7時50分。いったん学校へ八時半で、ここから学校へは三十分かかるため本当に地味にやばい下手したら遅刻だ。
「ってやべーじゃねぇか。雪ノ下もいるしチャリで行くわけにもいかねぇし」
「大丈夫よ。表で都築を待たせてるわ」
 乗ってけと!?あのバカ目立つ車に乗れと!?リムジンだぞ。目立つだろうが。
「あ、なら大丈夫そうですね」
 何がだよ。どこが大丈夫なんだよ。これが企みなのか。
(失敬な!何も企んでなんかいませんよ!それに少し離れたところに停めてもらえば)
 あ、そうか。それもそうだ。
 そう思い都築さんの世話になることにした。









 場面は打って変わって職場見学。俺は最大限に気配を押し殺しそこらの生徒の中で嵐山さんの説明に耳を傾ける。
 どうやら今はB級への上がり方の説明のようだ。ああ、やったなぁそんなこと、ってくらいにだけど。
 聞いてても今更なので説明を右から左へ聞き流していると、後ろにA級8位の三輪秀次と奈良坂透がいた。
「まさか、お前がさぼらずに来るとはな」
「ああ、てっきりサボると方に賭けてたんだけどな」
「おいちょっと待て。人の不祥事で賭けやってんだよ」
「まあ、全員サボる方に賭けて成立しなかったんだけどな」
 何それひどい。まあいいか。
「まあ、それはいいとしてそろそろランク戦ブースに行くから、そこをどいてくれないか」
「……比企谷」
 三輪が珍しく申し訳なさそうな顔をする。なんだよ。
「この世には逆らえないものがあるんだ」
「おのれ、雪ノ下ぁぁぁぁぁぁ!」
 俺のサボるためのパーフェクトプランが破壊されてしまった!
「そういうことだ。諦めろ」
 ぐぬぬ。こうなってしまっては仕方がない。
 どうやら二人は米屋のテスト勉強を手伝ってもらったことを貸しにされこうして俺の監視の任につかされたらしい。
 そして俺らはしばらくしゃべっているといつの間にか次のステップへと進み、嵐山さんの指示でモールモッドを出した。あ、あれやるんだ。
「これからみんなにはこのトリオン兵と戦ってもらおうか。各クラスから代表者を三人出してくれ!」
 そして場は騒がしくなっていったため、いったん離れたところから見ることにした。
「これである程度の実力が図れるからな」
「図れるっつってももううちの学年にめぼしい奴なんてもう入ってんだろ」
「確かにそうですねぇ」
 俺の言葉に総司がうんうんとうなず、うお!いつのまにそこにいたんだよ!
「お久しぶりです。比
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