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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第25話 敵の名はGTロボ!活性、グルメ細胞!!
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たからこうやって生きていられた。そして会長や所長、リン姉にココ兄たちが俺の傍にいてくれた。温もりをくれたんだ。だからお前がいつか一人で旅立つ時まで俺が傍にいてやるさ……」
「クウン……」


 バトルウルフの子供は頭を俺の顔に摺り寄せてきた。


「ん?どうしたんだ?ふふっ、気持ちいいな、お前の毛並み……厚手のタオル地のような温かさみたいだ。そうだ、いつまでもお前じゃ嫌だろう?お前は今日からテリー……テリークロスだ」
「……ヴァン!」


 俺は力強く鳴いたバトルウルフ……いやテリークロスを見て笑った。


「先輩、その子は?」
「小猫ちゃんか、見てくれよ。どうも俺に懐いちまったみたいだ、折角だし名前をテリークロスって付けたんだ。どうやら気に入ってくれたみたいだ」
「そうなんですか?じゃあ私も挨拶しないと……テリー、私は小猫と言います。よろしくお願いします」
「……」
「うわあ……柔らかい毛並みです」


 テリーは嫌がる素振りも見せずに小猫ちゃんに撫でられている。俺の仲間だって分かるのかもしれないな。


「ようし、テリー、小猫ちゃん。お腹がすいただろう?所長がメシを用意してくれてるはずだから皆で腹ごしらえだ!」
「はい、先輩!」
「ヴァン!」



side:小猫


「さぁとびっきりの料理を用意したぞ!存分に食うがいい!」
「うわぁ……凄いです」
「こんな沢山の料理は私の家でも中々見ない光景ね」


 私たちは所長さんに連れられてきた場所には沢山の料理が並べられていました。アーシアさんの神器で回復した部長たちも目を輝かせていました。


「先輩、あの大きなドラゴンはなんですか?」
「酒の楽園「バッカス島」の主『バッカスドラゴン』さ。アルコールを含んだその肉は上質なブランデーを思わせる味わいとも言われている。所長のフルコースのメインディッシュだ」
「どうだ凄いだろう?他にも『酒盗エスカルゴ』『酒貝のスープ』『バッカスシャーク』『酒乱牛』『バッカスオニオン』『酒豪メロン』『バッカスホエールの塩』があるぞ!」
「お、お酒の名前が入った食材ばかりですね」
「所長のフルコース全部にアルコールが入ってるからな、実際」
「お前らもワシのフルコースを食べさせてやるからな!がっはっは!」
「だから俺たちは未成年だろうが……」


 さり気なくアルコールを進めてくるマンサム所長にイッセー先輩が苦笑していた。


「ウチ酒飲めないし!所長のフルコース最悪だし!」
「お前には聞いとらんわ!」


 リンさんはお酒が苦手のようでマンサム所長に文句を言ってました。因みにリンさんとはもう互いの自己紹介を終えており「イッセーに友達がいたなんてウチ感激だし〜!」と言って泣い
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