暁 〜小説投稿サイト〜
銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません
第九十一話 オフレッサーのお笑いウルトラクイズ
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「バイエルライン殿、その様なモノであろうか?」

「皆が不思議そうに見てますから」
「判りましたぞ」
ランズベルク伯アルフレッドの人生は此により全く違ったモノになるのであった。



帝国暦480年11月1日

478年度生は、士官学校でのペーパーテスト後、
逮捕されたクラーマーを除く全生徒4649名が輸送機に乗せられオーディン軍事空港から出発した。
フレーゲル達5名は別の機体に乗せられていた。

目的地も知らされず、有無を言わさず輸送機に乗せられた為に候補生達に不安な噂が流れていたが、それはテレーゼとオフレッサーが態と流させた噂であった。

曰く、このまま輸送機から紐無しバンジーをさせられる。
曰く、ペーパーテストの成績が悪いと到着空港でタラップから降りてブザー鳴った人物は強制的に帰還させられ、士官学校も追放される。
曰く、裸で火薬缶を背負って火炎地獄を走らせられる。

などなど、色々な変な噂で候補生は8時間の間胃が痛くなる者が続出した。
8時間後に演習場のあるアーヘン軍事空港に到着し何も無かった為ホッとさせたがそれからが地獄であった。またフレーゲル達の機体は空港へは着陸せずに演習場上空から空挺降下させられた。

嫌がるフレーゲル達を装甲擲弾兵が蹴り落とした。
他の候補生は演習場へ到着後その落ちてくる姿を見ながら全員が、
全身タイツに着替えさせられ、整列させられた。

悲鳴と共にフレーゲル達が落ちてきた。
無論まともな着地なんぞ出来るはずがない為に、
演習地で泥まみれでパラシュート索に絡まって芋虫のような状態である。

フレーゲル達がそのまま担がれ連れて行かれた後、オフレッサー大将がテストを始めると宣言した。
「よし、貴様等此より進級テスト第二部を始める、死ぬ気でやるようにせよ!」
教官役の士官が試験の説明を行う。

「此から出す問題の答えが書いてあるバスに乗り込め」
そうすると士官学校生なら判るはずの問題が出される。
BGMが流れる。ジャジャァ「442年に発生したパランティア星域会戦の指揮官は誰?」

口々にわかんねー、誰だっけとか判ったなとかの言葉が出てくる。
4個の答えが有りどれが答えかわからない候補生は適当に走り出す。
120人乗りのバスが40台用意されおり、10台ずつに同じ答えが書いてある。

候補生が乗り終えると、シートベルトをつけさせられ、急スタートを始める。
バスは演習場内のコースを走るが、至近距離での地雷の爆発や火炎放射や大量の水の放射などが、これでもかと言う限り行われていく。

バス内では、多くの候補生が悲鳴を上げたりしている。
そして、正解した10台は停止したが、残りの30台はそのまま地雷原突入後周りで爆発が次々に起こり最後にジャンプ台から次
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ