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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第九十一話
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止めた?」
何故?
「ここでお前を殺したら後味が悪いから…?
あと利用価値があるから」
アマノハゴロモにより、感情を排し、実利のみを求める。
「………」
「俺は必要に応じて吸血鬼になり、お前は俺の血を得る。
winwinの関係だ」
「毎日だ」
「なに?」
「毎日血を寄越せ」
「コップにうつして、少しなら構わん」
「まぁ…それでいい…」
ふむ、これで怪異に対する切り札が増えたかな。
「そうだ、スーサイドマスター」
「なんだ?」
「お前に名前をくれてやる」
「はぁ?」
「デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターは死んだ。
今のお前は無力な三歳児だ」
「………」
「だから、新しい名前をやろう」
「ほう?俺様に名前をつけるだと?
随分と傲慢だな」
「なんとでも言え。
名は命なり、汝名付けよ、さすれば命与えられん…」
彼女の、名は。
お前の、名は。
「奏。織斑奏」
「カナデ…か…くく…」
「いい名前だろう?」
「まぁ…今は、納得しといてやるよ。
お前が血を差し出す限りはな」
どうやらこの女、旨い血のためならプライドを捨てるらしい。
まぁ、アレほどアセロラ姫に執着していたし、納得できない事もない。
「じゃぁ早速、俺の妹を救って貰おうか。
対価の血はくれてやろう」
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