第二章
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」
「やっぱり一人じゃね」
笑って咲に話す。
「出来ることは限度があるわ、それに人の力もね」
「人自体がですか」
「そう、その力には限度があるのよ」
「といいますと」
「だから験を担いだのよ」
「私の芸名ですね」
咲は多香美が何を言いたいのかを察してはっとなって言った。
「そうですね」
「そう、売れようと思ったら」
「名前もですか」
「変えてね」
そうしてというのだ。
「そこからも力を得るものよ」
「じゃあ若しもです」
咲は自分の芸名についてここであらためて思って多香美に尋ねた。
「私が本名でお仕事をしていたら」
「あくまでひょっとしてだけれどね」
「ここまで売れることもですか」
メインヒロインになれるまでだ。
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