第二章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
早百合と母に朝食の場で言った。父はもう仕事に出ている。
「夢でオマール海老のスープ飲んだの」
「それでどうだったの?」
「美味しかった?」
「ううん、カレーみたいな味がしたわ」
大好きなそれのというのだ。
「不思議と」
「そうなの、オマール海老のスープてカレーみたいな味がするの」
自分も食べたことがない彩花はこう言った。
「そうなの」
「そうだったわ」
「じゃあ今日のスープはね」
「カレーみたいな味ね」
「そうなのかしら」
「それは食べてみてからのお楽しみよ」
母は今は笑顔でこう言うだけだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ