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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第九十話
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に居ない。
六つ、『オルコット家』とヴィーティングの取引…
「さーて…情報は手にはいったし、脱出するか…」
あ、でも一回下ってマドカを救出しねーと…
あと、マドカは調整中らしいからそれをどうにかしないとな…
しゃーない、束さんを呼ぶか。
ホロウィンドウを呼び出し、束さんにコールする。
「もしもし束さん?」
「『なんだいいっ君。侵食弾頭弾を使う用意ならできてるよ』」
「そうじゃなくてですね、妹を見つけたのでどうにかしたいんです。
今資料送りますね」
「『え?は?妹…?』」
そして、少しの沈黙の後…
「『わかったよ、調整すればいいんだね?』」
「はい」
「『じゃぁ、轟雷ちゃん達とマリオネット・アーキテクトをその【マドカ】って子の調整ができるコンソールの所に行かせて。
後は私がやるからさ』」
「ありがとうございます。
あぁ、それと…轟雷達にプラグを挿した時の反応についてお話があるのですが?」
「『さぁさぁ!そんな事は後にしていっ君とちーちゃんの可愛い可愛い妹を助けようじゃないか!』」
逃げたな…まぁ、確かにそれは後回しだ。
「聞いてたかお前ら?」
目の前のFAG達に呼び掛けると、元気のいい返事が返ってきた。
「じゃぁ、聞いてた通りだ、行ってこい」
FAG達を向かわせた後は、暇になった。
調整には半日ほどかかるらしい。
長いとは思わない。
ずっと研究してきたファントムタスクが出来なかった事をたった半日でできる束さんは、本当にすごいと思う。
そうして、夜になった。
ネットニュースで『織斑千冬モンドグロッソ二冠!』の記事を読んでいる最中だった。
ゴン!と施設がゆれた。
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