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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第八十九話
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それくらいしっている。まったく、大人ときたら子供は無知で純真だと決めつけやがる。
子供だって何でもは知らなくとも、知っている事はあるんだぜ?>」

「<あら、そう>」

「<なぁ、一つ質問。アンタ等日本に行ったことあるか?>」

「Japan?」

「<ああ、それも八年前に>」

「<日本には…三年前に行ったが…
三年前で合ってるよなスコール?>」

「<ええ、貴女がTokyoのHarajukuではしゃいでたのを覚えてるわ>」

「<わすれろよ!>」

しかも旅行かよ…

「<坊や、貴方は私達が貴方の両親を殺したんじゃないかと思ってるみたいだけど、私達の中にも色々なチームがあるの。
私達モノクローム・アバターは正面戦闘が任務。
暗殺や誘拐は私達とは管轄が違うのよ。
今回ばかりは銀の流星群とかサラシキとかがついていたから特例ね>」

さっきもそんな話をしていたな…

「<本当に?嘘だったらアンタ等に死ぬより恐ろしい目に会わせるよ?>」

「<丸腰で何言ってるんだ?>」

「<そうねぇ…それは怖いわ。
まぁ、貴方程敏い子供ならわかるんじゃないかしら?>」

まぁ…さっきからメティス・サイトで見てるけど、嘘はついてないみたいだ。

「<あぁ…そのようだな>」

「<お、おい坊主>」

「<どうしたミス・オータム?
俺に何か用?>」

「<お前の両親って…>」

とオータムがおかしな顔で聞いてくる。

だけど、それをスコールが止めた。

「<やめておきなさい、オータム。
いい加減、割り切れるようになりなさい>」

「<で、でもよぅ…>」

ん…?なんかおかしな話になってきたぞ…?

「<オータム、さっさと坊やを縛って後ろで寝ときなさい>」

「<うん…>」

オータムが座席の下からロープを取り出した。

「<わりぃな…坊主>」

「<はいはい、憐れな子供は誘拐犯に従うしかないからね>」

両手両足をロープで縛られる。

この時、認識阻害をフル活用し、ロープをたわませた箇所から視線を外す。

なぜか、オータムが俺に耳打ちした。

「<まぁ…なるべく『緩く』しばってやるよ…>」

「<……?>」

そのあと、本当に緩く…細工をしていなかったら抜け出せないギリギリで縛られた。

つまり、『細工をしていれば』簡単に抜け出せるのだ。

なんだ…? 何かおかしいぞ…?

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