四日目
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てきた。
俺はランダムに動き回避するが…
「ぐぅ!」
マズイ、被弾した!HPも半分を切った…どうすれば…
「パパ!幻惑魔法で視界を奪ってください!
スペルワードは…」
ナイス!ユイ!
俺は逃げながらスペルワードを唱え、ユージーンに向かって左手をつき出す。
ボボボボン!と黒い霧が辺りを覆う。
一つ、思い付いた事がある。
それを実行すべくリーファの元に向かう。
「リーファ、借りるぜ」
一言言ってリーファの直刀を拝借する。
その後霧の中を突っ切り太陽へ向かう。
下を見ると先程まで俺とユージーンが戦っていたエリアは黒い霧に覆われていた。
少し離れたエリアでは赤い炎が幾つも光っていた。
「あれを全部トードが殺ったのか?」
「そう、みたいですね…」
時折見える紫の光が迸るたびに一つ、また一つと炎が増えて行く。
「時間稼ぎの積もりかァ!」
霧の中から赤い光が迸り霧が晴れる。
「ユイ、ユージーンに突っ込む、よく掴まってろよ!」
「はい!パパ!」
戦闘機じみたサウンドエフェクトを鳴らしながらユージーンに突っ込む。
ユージーンがこちらを向くが太陽の眩しさに手をかざした。
普通ならここで太陽を直視しないため水平移動がセオリーなのだろう、だが…
「ドアアアアァァァァァ!!」
ユージーンはそのまま直進してきた。
そしてぶつかり、グラムの透過が発動する。
俺は後ろに構えていたリーファの直刀を大剣の下に潜り込ませた。
ギャイィィィィン!とグラムを弾かれユージーンは体勢を崩す
今だ!
「お……オアァァァァァァァ!!!」
スター…バースト…ストリィィィィィィム!
態勢を崩したユージーンに剣を叩き込む、俺がアインクラッドで得た剣技を。
最後のフィニッシュと同時にユージーンが斬り込んでくる。
カァン!カァン!キィン!
どれだけ透過を使っても俺の二本目の剣が防ぐ。
やがて打ち込んで居ると赤い防壁が現れた。
「ぬ……オォォォォォ!」
防壁の内側でユージーンが態勢を立て直し上段に構えた。
「オォォォォォ!」
烈迫の雄叫びと共に放たれた唐竹割を透過が発動する前に刃の腹を叩き阻止する。
逸れた刃は左肩を掠り再びユージーンが態勢を崩した。
すかさず剣を肩に寄せる、弓を引くかの如く。
「やぁぁ!」
ズドン!と引き絞った剣を放つ。
<片手直剣スキル最上位剣技ヴォーパル・ストライク>
「ぐあ!!」
ダメージに怯むユージーンに止めを刺すべく剣を握り直す。
放つ技は<片手直剣スキル上位剣技バーチカル・スクエア>
左右の切
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