117 退院
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「あ、そうだ。藤木さん。全国大会頑張ってくださいね!私、いつでも藤木さんを応援します!」
「え!?みどりちゃん知ってるの!?」
まる子が驚いた。
「はい、前に堀さんとスケートしに行った時に堀さんが藤木さんにスケートの大会に出ないかって勧めたんです」
「え、堀さんにも会ったの!?」
「うん、実はそうなんだ。今は文通する仲になってるんだ」
「へえ〜、良かったじゃん」
まる子は藤木を怪しい目で見た。
(う、さくらはもしかして僕が堀さんも好きになったって疑ったのかな?確かにあの時はリリィにも笹山さんにも嫌われてたから堀さんに心変わりしようとしていた。でも僕は堀さんにも恩があるんだ・・・)
藤木は堀を忘れる訳にもいかなかった。
丸尾達学級委員の面々は考え続けていた。
「う〜ん、そうだ!皆困っているんですから堀内に困っている人は丸を、そうでなければバツを書かせて投票するべきでしょう!」
「でもそれ皆同じ意見だから意味ないんじゃないのかい?」
本郷が異議を唱える。
「いえ、だからこそそれで皆困っているという事を示すべきなのです!」
「よし、他に意見あるかい?」
横須が聞くが他には案がなかった。
「よし、それで行こう。今日は解散だ」
「皆、付き合ってくれて本当にありがとう」
横須と南江は礼をした。こうして六人は下校した。
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