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とある3年4組の卑怯者
116 転校前
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ただきありがとうございました」
「こっちもありがとう。吉川さんもまた遊びに来てね!」
「はい!ありがとうございます、みきえさん」
 こうしてみどりと堀はみきえの家を後にした。そして堀の前の家に戻り、昼食にチャーハンを食べ、清水へと帰る事になった。
「それじゃあ、さようなら!」
「また来てね」
「元気でいるんじゃぞ!」
 堀の父は車を発進させた。途中で道の駅に寄り、お土産を買うことにした。
「私はこの信玄餅をクラスの皆にあげるわ」
「そうですか。私はこの巨峰入りのシフォンケーキをまる子さんや藤木さんへのお土産にしたいと思います」
「そう、まるちゃんや藤木君も喜んでくれるといいわね」
「はい!」
 みどりは最高の思い出を残して堀と共に清水へと帰って行くのであった。
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