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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第八十三話
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準備体操が終わると、出席番号順で泳ぎ出す。

俺は結構最初の方。

「一夏、何を泳ぐんだ?」

「え?バサロ25」

「「「………………」」」

なんで三人共黙るんですかねぇ…

「死ぬぞ?ハーフ・オキシジェンは解いていないのだろう?」

「この状態でもう何年も居るんだし、その気になれば50まで行ける。
勿論魔法無しで」

「ジンガイ」

「なぁ、鈴。俺の親友がジンガイなんだが」

「ええ、私の親友の恋人がジンガイね」

「酷いなお前ら」

そんな話をしている合間に俺の順番だ。

「次、織斑」

「はい」

今までの奴が飛び込み台を使っていたにも関わらず、俺はプールの中に入り、台の下部のバーを掴む。

「む…?織斑は背泳ぎか…?
まぁ、いい。用意…始め」

体育教官の掛け声に合わせ、大きく上体を反らす。

そのままトプン…と水に浸かる。

両手を頭の後ろで組み、両足を揃えドルフィンキックを打つ。

と、まぁ、そこまではいい。

だが…ふざけた罰が下ったのだろうか…

これ、めっちゃ眩しい…

『アホだ…ここに正真正銘のアホがいる…』

『黙ってろFa■k』

『口悪いよ』

等と話ながらも十数秒でゴール。

ここからターンしてもいいんだけど、後がつかえている。

「ぷはっ」

水から出て、プールサイドを歩いて箒達の所へ戻る。

「ね?」

と言えば。

「お前なぁ…まぁ、いいや。次は俺か…」

と言いながら弾に撫でられた。

「お前は何を泳ぐんだ?」

「クロールでいいだろ。箒ちゃんと鈴は?」

「ふむ…私もクロールだな」

「私もクロールにしておこうかしら」

「え〜?お前ら四泳法できるじゃん…
バタフライやろうぜ」

「「「やらん」」」

面白くないなぁ…

「ま、いいや。がんばれよ弾。
女子勢に良いとこ見せてやれ」

「(お前の後じゃぁなぁ…)」

「なんか言ったか?」

「いや、まぁ、行ってくるさ」

弾が飛び込み台へ向かう。

「弾ってカッコいいよなぁ…」

体格はいいし、顔は凛々しいし。

声も低い、何より身長が高い。

「いいじゃない。アンタは可愛いんだから」

「『可愛い』より『格好いい』と言われたいのが男の性なの」

「私は小さいお前が好きだぞ?
膝の上に乗せられるしな」

「俺の膝の上に乗せたかった…!」

「はいはい。ご馳走さま」

最近鈴が冷たい…

もしや反抗期…?

「なんでそうなるのよ。
アンタ達ののろけ話聞いてたら誰だって思うわよ」

「む?姉さんはもっと凄いぞ」

「聞きたくなかった
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