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天国と地獄<中世ヨーロッパパロディー>
6 モテるやつがいると、何事もやりにくい。
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た。

_「零杏ッ!動きはオレたちが押さえとくから、お前はスニッチだけを追ってろォォッ!行くぞ、グリフィンドールッ!」

_「ありがとうッ!助かるわッ!」



スニッチは、いろんな選手の間を縫って進んでいく。
また子との接戦になった。
あともう少しで手が届く、と言うときにまた子が話す。



_「晋助様が、後で話があるそうッス。」

_「了解!ごめんけど、後にしていい?」

グラウンドの中央でやっとスニッチを掴んだ。




 審判の先生が、声をあげる。

_「勝者は、グリフィンドール!」


チームのメンバーは歓喜のあまり絶叫してくれたが、観客たちは複雑な顔をしている。拍手を送ってくれる人もいるが、晋助様コールをする人たちも多い。




とりあえず、試合が終了したので、
選手全員が地上に降り立った。

整列して、お互いにお向かいの相手と握手した。私の相手は、また子だ。
同じポジションの選手との握手であることが多い。

_「いい試合だったッス。
/でしたね。」

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