暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica9-Bザンクト・ヒルデ魔法学院・学院祭〜Time to enjoy〜
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ほどの試合で良い成績を出せたのでしょう。

『それではダンジョンドッジの3戦目を開始します! 3戦目の挑戦者は・・・え? うそ、これホント?』

ゲームを盛り上げ、なおかつ見学者を増やすためのマイクパフォーマンスを行うベッティさんが困惑の声を発した。その様子にチームメイトが「なになに?」と小首を傾げ合っている。

『し、失礼しました! えー、3戦目の挑戦者の発表です! なんと現役の時空管理局員! しかもかの有名なチーム海鳴からの参戦です!』

一瞬で騒然となる中、私の心臓はドクンと力強く跳ねた。ヴィヴィオさん達とともに練習する事が決まってから、ヴィヴィオさんやフォルセティさんのご家族とは未だにお会いに出来ていない。

(ですが学院祭なのですから、ご家族が招待されていると考えるのは普通・・・)

クラウスの記憶の中にある守護騎士ヴォルケンリッターの皆さん。あの方たちの事はルシリオンさんと同様、クラウスの記憶を受け入れた頃にテレビで観て知っていた。クラウスに代わってお会いしてみようかと考えた事もありましたが、クラウスを憶えていないかもしれないと思い断念した。

『ミッド首都防衛隊所属、アリサ・バニングス一等陸尉! 本局技術部所属、月村すずか技術主任! ミッド首都航空隊所属、八神シグナム一等空尉! 本局戦技教導隊所属、八神ヴィータ二等空尉! この4名が、我らが5-Cが挑戦します!』

守護騎士の騎士シグナムと騎士ヴィータのお2人が居る。その強さはクラウスの記憶の中に鮮烈に残っている。バニングス一尉や月村技術官の事もテレビで拝見したことがある。4人とも圧倒的に格上な相手。

「すごいすごい! 有名な局員さんばかりだよ!」

「5人対5人がルールだけど、4人チームになってくれてすごく助かるよね」

「現役でしかも戦闘に特化してる騎士タイプが3人でしょ? あたし達じゃ手も足も出ないよ」

「だ、大丈夫! こっちにはアインハルトさんが居――って! アインハルトさん、震えてるけど大丈夫!?」

マギーさんにそう言われて、初めて自分が震えていることに気付いた。アーロンさんやハワードさんやメグさんも「大丈夫!?」と駆け寄って来てくれた。

「医務室に行く!?」

「保健委員を呼んで来ようか!?」

「アインハルトさんの代わりを探してくるよ!」

そう慌てだす皆さんに「私は大丈夫です! 嬉しいんです。名のある騎士と戦える事が・・・!」と今の気持ちを伝えた。惜しむらくは格闘技での試合でないことですが、それはカルナージ合宿まで取って置きましょう。

「そ、そっか。それは・・・頼もしいね・・・うん」

「さすがアインハルトさん」

「そうだよね。相手が有名な局員だからって、呑まれることないよ!」

「魔
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