第八幕その二
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「ありますか?」
「日本の地域ね」
「はい、北海道は北で沖縄は南です」
日本のそれぞれのです。
「地域でして妖怪とかもまた違うんです」
「あら、そうなの」
「はい、日本の山でしたらあるでしょうか」
「そうね、この辺りは日本だから」
日本の山々だからとです、ドロシーは恵梨香に答えました。
「あるかも知れないわね」
「それじゃあ」
「そうした山もあるか調べると面白いわね」
「よし、ではそうしたことも調べよう」
教授は恵梨香とドロシーのお話に目を輝かせて応えました、細かく切ってある野菜や果物のサラダにかけられているドレッシングの味を楽しみながら。
「是非ね」
「そういえば日本の自然も色々だよね」
ここでジョージも言いました。
「本州とかと北海道、沖縄でね」
「気温もかなり違うし」
神宝はそちらのことをお話しました。
「北海道は寒くて沖縄は暑い」
「全然違うよね」
カルロスが言うことはといいますと。
「食べものもね」
「本州と四国、九州は似てるけれど」
最後いナターシャが言います。
「北海道と沖縄はそれぞれ違うわ」
「どう違うのかを調べたい」
教授はさらに乗り気になりました。
「私としてはね」
「教授の学究心が刺激された?」
「そうなったよ」
実際にとです、教授はトトに答えました。
「本当にね」
「それじゃあだね」
「そちらも楽しみだよ。学者の性分として」
「知らないことを知りたい」
「そして調べたくなるからね」
どうしてもというのです。
「私としてはね」
「北海道や沖縄の生きものや妖怪のいる山々もだね」
「あるかどうか見てみたいね」
「それじゃあ」
「もう楽しみで仕方がなくて」
それでというのです。
「余計に元気が出て来たよ」
「それはいいことだね」
「さあ、頑張って調べていこう」
教授は輝いた目でハンバーグを食べつつ言いました。
「周りの山々もね」
「教授のそのお話を聞いたら」
ここでボタンが言いました。
「遊ぶみたいだね」
「私にとっては学問こそがだよ」
「遊びなんだ」
「楽しいという意味でね」
そうなるというのです。
「そうなるよ」
「そうなんだ」
「うん、だからこそね」
「遊びにだね」
「全力で向かってそして」
そのうえでというのです。
「楽しむよ」
「そうするんだ」
「是非ね」
「学問って楽しいんだ」
「知らないことを知っていくことはね」
まさにというのです。
「最高に楽しいよ」
「じゃあね」
「じゃあとは」
「全部知ったらどうするの?」
「この世の全てのことを」
「知って調べた後はどうするの?」
「ははは、それは絶対に有り得ないよ」
教授はボタンに質問に知的でかつ穏や
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