暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十九話
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
「いやぁ、一月分程笑わせて貰ったよ」
「その…責めないのか?」
「うん?まぁ、昨日のは確かに痛かったが、どうせ俺は不死身みたいな物だからな」
「ふじみ?」
「ああ、昨日ウィルバーナインに乗っていた時に食らったパンチ。
普通なら死んでるぞ」
「そう…だな…」
「おいおい。そんなに落ち込むなよ。
結果として俺は死んでいないんだから」
「しかし!」
立ち上がろうとする彼女を、手で制する。
「『理屈で宥めてくれたって、綺麗事の暴論だよ』」
「っ!…」
「俺が好きな歌の歌詞だよ。
だから、まぁ、俺を殺したいなら何時でもどうぞ。
今のアンタの精神は、怪異の干渉で、激しい負の情動が渦巻いてる。
だから、俺はアンタを責めない。
アンタに宿る怪異が、持ち主の願いを叶えられずに消えるその時まで。
俺は幾らでもアンタの襲撃をはね除けてやるよ。
それに、アンタは[敵]じゃないからな」
すると彼女は、そのまま、深々と腰を折り…
「っ…済まない!」
土下座をした。
その謝罪は、嗚咽混じりの、声。
「頭を上げてくれ。そんな事する必要は無いよ」
顔を上げた彼女は、案の定泣いていた。
あー…えーっと…
「じゃぁ、俺はこの辺で」
「…………」
「…………」
「…………」
「…えー…まだなんかある?」
「……君は案外酷い奴だな。
目の前で女が泣いているのだぞ?」
「いや、特段親しい訳じゃないし。
そっとしとくのがベストだろ」
「それも、そう…だな。
うん。済まない。帰って構わないぞ」
「そう、じゃぁ帰るよ」
彼女の部屋から出る
前に。
「レイニーデヴィル。雨合羽の悪魔」
「何の話だ?」
「ん?まぁ、取り敢えず…
ググれカス」
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ