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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十六話
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ある。

少女マンガでお馴染み、女子がして欲しい行為ランキングの上位である"ソレ"。

問題があるとすれば、ここが男子更衣室であると言うこと。

そして…

「テメェェェッ!!!
俺の一夏に何してんだオラァァァァァッ!!!」

壁ドンされているのがっ!『俺の親友』だと言うことだ!

右腕を引き絞り!スリーステップで現場へ急行!

加害者の頬を…!

「どおぉぉりゃぁぁぁぁっ!!!」

ぶん殴る…!

バキィッ! と気持ちのいい音がして、ホモが吹き飛んだ。

「はぁ…! はぁ…!」

ホモはぶっ倒れて、ピクピクと痙攣している。

「一夏!無事か!?」

ロッカーにもたれかかっている一夏の肩を揺らす。

「だん…?」

「大丈夫か!?何もされてないか!?」

「だぁぁん!」

涙声の一夏に抱き付かれる。

その体は、俺の胸の辺りまでしかないくらい小さい。

筋肉質なのに柔らかいその体を優しく抱きしめる。

「おー、よしよし怖かったな…」

頭を撫でてやると少し落ち着いたようだ。

「だん…。て…」

そう言いながら、俺から離れた。

「ん?」

一夏が、ホモを殴った拳を掴んだ。

ジンジンと痛む…ヒビでも入ったか…?

すると、その拳が白魚のように華奢な手のひらで包まれた。

「ありがとな、弾。
すぐに、なおしてやるよ」

何を? と思う暇もなく、拳の傷が癒えていた、時を戻したように、始めから無かったかのように…

まるで、魔法のように。

「一夏…?」

「みんなには、ひみつだからな」

「お、おぅ」

「ちなみに、箒はこのことしってるし、鈴もたぶんしってる」

へぇ…

「大丈夫、俺はお前の事怖がったりしないからよ」

「ん…ありがと」

その後俺達は素早く着替え、身体測定へ向かった。

ホモに関しては風紀委員と保健委員が保健室へ連れて行った。

「………………弾?」

「アンタ…まさか…」

「待て!誤解だ!」

不安そうな一夏を落ち着かせる為、手を繋いでいたら、女子に在らぬ疑いを掛けられてしまった。

「これには事情があんだよ」

「ではその事情とやらを話して貰おうか」

ソレについては構わないが…今の一夏を一人にするのはなぁ…あ、そうだ。

「おい、鈴。少し一夏を見とけ。
箒ちゃんに事情説明してくるからよ」

「はいはーい。いってらっさーい」

鈴に一夏を預け、箒ちゃんと体育館の隅へ向かう。

「何かあったのか?」

「御手洗の奴が一夏に迫ってな。
怯えてたから御手洗を殴ってきた」

「奴は?」

箒ちゃんから殺気が滲む。


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