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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第七十話
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、解散になった。
桜が舞う校門から、校舎を眺める。
前世では、虐められてて、忘れたくて、忘れた記憶。
だけど、二度目の小学生というのは、中々に輝いた思い出だった。
ファイアーシスターズのピンチを暦さんと打破したり…
弾と下らない事で盛り上がったり…
千石の漫画を手伝わされたり…
アイツ等とは、離ればなれにはならない。
だけど。
「先生」
「なんですか一夏君?」
この人には、言っておこう。
「今まで、お世話になりました」
この六年、御都合主義かよと言いたくなるような謎人事で、ずっと担任だった女性。
「本当ですよ…貴方達が問題を起こす度に火消しに回ってたんですからね!」
「やー…俺もどっちかと言えば消してる方なんですけどねぇ…」
特に月日とか火燐さんとか月日とか月日とか…
「止めなかった時点で同罪です」
「厳しいですね」
「居眠りばっかりしてるからですよ」
「でも鈴が来てからは、アイツの世話で寝る暇ありませんでしたよ?」
「そう言えばそうでしたね」
遠くで、箒が俺を呼ぶ声が聞こえた。
「呼んでいますよ?」
「そうですね。ではこれで」
「はい。また何時か。織斑一夏君」
「ええ、また会いましょう。愛宕先生」
緑がかった長髪の女性に別れを告げ、箒の下へと向かった。
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