第44話 銀河漂流バイファム編
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バーツ達が収容所に突入、囚われた人達を逃がした作戦は成功であったが俺達は現在も追いかけられていた。
ユーリ「ほら見ろ。あの機体ロディ狙いじゃないか。俺とばっちりだよ」
ロディ「そんな俺何もしてないって」
ユーリ「そうだ別れよう。そうすれば俺安全だし、良いと思わない」
ロディ「思わない! ユーリの人でなし」
ユーリ「人を道連れにしてるロディに言われたくない」
取り敢えず一旦は振り切って岩場に隠れたが、よりよってその岩場前に陣取られてしまい逃げられなくなった。
俺は『ブラッディ』から降りると簡易無線機を出してラル隊につないだ。
ロディ「ユーリ。敵の前で無線は拙いって」
ユーリ「ロディ達が使っている無線と全く違うのでばれません」
ラル「こちらラルです。ユーリ様ご無事ですか」
ユーリ「疫病神が1人いるから敵が離れないんだよ。とばっちりだよ」
ロディ「俺は疫病神じゃ無い」
ユーリ「まあそれは置いといて。ラルさん第2作戦はどう」
ロディ「第2作戦?」
ラル「もうすぐ敵の大型輸送機を奪いに行きます」
ユーリ「了解。それで敵に変化が出ると思うからその時逃げるね。ただし味方に死人を出したらダメだからね」
フレッド「兄さん!」
突然無線の相手が変わった、俺はロディに無線を渡した。
ロディ「フレッド。みんな無事か」
フレッド「みんな無事だよ。それより兄さん達こそ大丈夫」
ロディ「こっちは無事だ。でも手強いのに居座られて身動きが取れないんだ」
スコット「ロディそれはこっちで囚われていた人達を乗せる大型輸送機を奪う手筈だから敵はこっちに戻って来ると思う」
ロディ「分かった。その時に逃げ出して帰るよ。通信切るぞ」
ユーリ「まあバーツやラル隊がいるから向こうは大丈夫だロディもいないし」
ロディ「まだ言うか」
ユーリ「ほれ敵が動くぞ。機体に戻れ」
言った通り的に動きがありデュラッヘだけが離れて行った残るはギブル2機。
俺はデュラッヘがレーダーレンジから消えるとバトロイドに変形し岩場から飛び出し2機を仕留めた。
ユーリ「はい、お終い。ロディ帰るぞ」
ロディ「ああ」
ユーリ「こちらユーリ無事脱出成功。手強いのがそっちへ行ったから気を付けて」
ラル「こちらも大型輸送機の奪取に成功です」
ユーリ「それじゃ合流地点で」
俺達は合流後、ククトニアンの子供達と両親に別れを告げ、囚われていた人達を乗せた大型輸送機は何処かに飛んで行った。
脱出した人達からは情報らしき情報は得られなかった。
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