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ジオン公国転生記
第43話 銀河漂流バイファム編
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 それからケンツも含めて訓練しラルさんのOKが出たので、タウト星の近くまでフォールドを行った。


 ユーリ「タウト星が見えて来た。ボギー最大望遠でタウト星を映してくれ」

 ボギー「ワカリマシタ・サイダイボウエンデス」

 スコット「ボギータウト星の周りの4つの物体は何だ」

 ボギー「シキベツフノウ」

 ロディ「ボギー推定でいい」

 ボギー「ジンコウブツノカノウセイダイ」

 ユーリ「まあ防衛衛星だろうな」
 バーツ「だろうな」
 ユーリ「まあちょっと叩いて来るわ」

 
 俺は『ブラッディ』を格納庫に出した。

 ユーリ「慣らし運転と体を見ておかないと出力20%で行こうか。カチュア、ハッチを開けて」
 カチュア「ハッチ開けます」
 ユーリ「行くぜ相棒・・・・・・ぐうううううう」



 カイザーの4万倍は伊達では無かった。
 スロットル20%が以前のMAXスピードになっていたのだ。
 俺は避ける間もなく防衛衛星に激突、貫通して衛星を破壊した。
 俺は少しずつ慣れて始めコントロール出来る様になり次の衛星に向った。
 1つ衛星が破壊され警戒したのだろ敵ARVドギルムが10機出撃していた。
 俺は攻撃を当てようとするが機体が早すぎて当たらない。
 やけくそになり翼でぶった切り始めた、敵は数が減ると逃げようとしたが速度の違いで宇宙に消えた。
 衛星は以前ガミラス戦で使ったビームブレードでぶった切った。
 3つ目の衛星は何故かARVを出しておらずそのままぶった切って終わった。
 最後の衛星の時俺はスロットルを30%まで上げた。
 体中が悲鳴を上げコントロールできず最初の衛星と同じく激突、貫通して衛星を破壊した
 しかもタウト星の防衛圏内に入った様で敵のRVが続々出撃してきた。

 ユーリ「30%で根を上げるようじゃなさけないぜユーリ・ザビ!」


 俺はスロットルを40%まで上げた。
 景色が変わった。
 余りの速度に動体視力が追いつかなくなっているのだ。

 ユーリ「ス、ステータスオープン。ペンダントよイレギュラーのステータスを上げ続けろ!」


 突然周囲の様子がスローモーションになった体の痛みも無くなった。

 ユーリ「ははどうやら俺自身が神を越えたかな。まあいいみんなを守れるなら」


 そこからはジェイナス号のみんなには全く見えなかった。
 俺がスロットルを70%まで上げたから。
 敵のARV50機は突然赤い光に襲われて一瞬で閃光になった。
 俺はしばらく様子を見て敵が出てこないのを確認するスロットルを5%に下げジェイナス号戻って来た。

 ユーリ「カチュア。・・・ハッチ開けて・・・流石に疲れた」
 カチュア「今すぐ開けます
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