第22話
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当然でしょうね……」
「閣下……」
レンの話を聞いて疲れた表情で肩を落としている様子のハイアームズ侯爵をセレスタンは心配そうな表情で見つめ
「……こんな事を頼むのは恐れ多い事と承知していますが、できればレオンハルト准将に機会があれば、私自身は”ハーメル”の件に関わる事で彼ともう一人の”ハーメルの遺児”に謝罪したいと伝えて頂けないでしょうか?」
「そのくらいは別にいいけど……――――それは”ハイアームズ侯爵個人”として?それとも”サザ―ラント州統括者”として?」
「勿論、”両方として”、です。」
「……そう。ま、ハイアームズ侯爵はオリビエお兄さんやアルフィン夫人のように”ハーメル”の件について重く受け止めている事も伝えておくわ。」
「……寛大なお心遣い、ありがとうございます。――――私事で、時間を取ってしまってすまないね。改めて女神達の加護を。どうか武運を。」
その後アルトリザスを後にしたリィン達はハーメル村に向かう為に馬で街道を進み、パルムに到着後町で困っている家族の依頼を達成した後パルムをを出てハーメル村に向かい始めた。
〜パルム間道〜
「……ハハ、どうやら先を越されちまいそうだな。」
リィン達が昨日の人形兵器の探索・撃破の最中に出会った謎の中年の男がリィン達がパルムを出てハーメル村に向かう所を見つめて苦笑していた。
「しかし、あの若いのが前から聞いてたヤツだったとは。まあいい―――まずはお手並み拝見と行くか。……ウチのチビがどのくらい育ったのかも含めてな?」
そして男が呟いたその時、何とどこからともなく男の背後にかつてリィン達が1年半前のエレボニアの内戦で戦った貴族連合軍の”裏の協力者”にして”大陸最強”を誇る猟兵団の片翼である”西風の旅団”に所属している”罠使い(トラップマスター)”ゼノと”破壊獣”レオニダスが現れ
「ハハ、異存はないで〜。」
「では、行くとしよう。」
それぞれ興味ありげな様子で答えた後男と共にリィン達の後を追い始めた――――
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