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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【IS外伝3】
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夕陽が射し込むIS学園、寮へと帰宅する生徒たち。
ヒルトもそんな中の一人であり、部屋に戻ってゴロゴロしたいと思っていた時だった。
「よぉヒルト、一緒に帰らねぇか?」
「一夏?」
何と一夏が声を掛けてきた、一夏の誘いに、ヒルトはどうしますか?
@一緒に帰る。
ニアA一緒に帰らない。
「悪いな一夏、早く帰りたいから断る」
「何でだよつれねぇな。 帰ろうぜ?」
「……一緒に帰って、噂されると恥ずかしいし……」
幼なじみを断る必殺の決め台詞を言うヒルトなのだが――。
「何が恥ずかしいだよ。 噂したい奴に噂させれば良いだろ? ほら、帰ろうぜ」
しつこい、そう思ったヒルトは別パターンを試す。
「いや、残念ながら俺様は忙しいんだ」
「忙しくねぇだろ? いいから帰るぞ、ヒルト」
様々な断りを入れるヒルトだが、一夏は食い下がることがなかった。
――そんな所でヒルトは目を覚ます、場所は自室、時間は深夜二時。
「夢とはいえリアルにしつこかったな、あいつ……」
静寂に満ちた部屋で呟くヒルト、ぶっちゃけあそこまでしつこいことはないとは言い難い。
次見る夢はもう少しまともだと良いなと思い、眠りにつく――。
放課後の屋上、ヒルトは机に入っていた手紙を持ってそれを眺めていた。
「ラブレター何て初めてだな。 未来や皆に悪いけど、やっぱ気になるし」
一人ごちるヒルト――屋上のドアが開く音が聞こえ、振り返った先に居たのは――。
「ヒルト……来てくれたんだな」
「は? まさかこれって一夏が書いたのか?」
「お、おぅ……。 ラブレター何て、弾以外じゃお前が初めてなんだぜ?」
「なん……だと?」
初ラブレターが一夏からとはなんという悪夢、思わず破り捨てたくなる。
「そこに書いてある通り、俺はお前が好きだ! ヒルトが幾ら俺につれない態度とっても無駄だぜ、お前のそんな所が俺は好きなんだ!! だから俺と伝説になろう!!」
「なるか!!」
全力で拒否するヒルトに、一夏は――。
「……どうしても俺の男にならねぇってんなら……! ウォォオオオッ!」
「!?」
部分展開したスラスターで瞬時加速した一夏は無理矢理唇を奪おうとしてきたのだった――。
「む、何を魘されているのだヒルト……」
「く、来るな……一夏……!」
いつもの様に夜這いに来たラウラが目にしたのは魘されているヒルトの姿だった、悪夢を見ているのか脂汗が凄かった。
ラウラ自身こんな事態のヒルトを見るのは初めてであり、おろ
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