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ジオン公国転生記
第41話 銀河漂流バイファム編
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ラー』共隠れても無駄だ」
 シャア「えっ!」


 俺が叫ぶとローゼンズールが14機隕石等の陰から現れた。


 ユーリ「シャア手を出さずに下がっていて」
 シャア「そう言う訳にはまいりません」
 ユーリ「シャア! 命令だ下がれ」

 シャアは驚いた。
 普段ふざけた事ばかり良くするユーリが真剣になっている。


 シャア「・・・・はい、分かりました」
 ユーリ「ごめんね。こいつらと君を戦わす訳にいかないんだ。説明は後でね」
 シャア「はっ、それでは」

 シャアは後ろに下がったが、ユーリが又叫んだ。

 
 ユーリ「2度も言わせるな。まだ隠れている奴も出てこい!」


 するとまだ色々隠れていたようで沢山の機体が出て来た。
 Zプラス6機・グスタフカール12機・ジェガン25機・ネオジオング3機 計60機


 シャア「ユーリ様。これでは流石に戦力差がありすぎます。撤退して応援部隊を呼びましょう」
 ユーリ「俺への刺客がたった60機。白けたぜ神さんよ舐めているとぶっ殺しに行くぞ。シャア良いものを見せてやる。俺の本当の力を見せてやる」
 シャア「本当の力?」
 ユーリ「『ブラッディ』妖刀モード」


 シャアは驚いた『ブラッディ』の雰囲気が一気にどす黒く変わったのだ。
 恐ろしい程重苦しいプレッシャーを感じるのだ。
 その『ブラッディ』が突然姿を消した瞬間、相手の敵意が減っていった。
 ちょうど1分『ブラッディ』が姿を見せた時、相手の敵意が消えた。


 ユーリ「はあ・はあ・はあ。妖刀モード解除、はあ・はあ・はあ・げはっ」
 シャア「ユーリ様、ユーリ様、返事をしてください」
 ユーリ「終わったよ・・・さ・か・え・ろ・う・シ・ャ・ア・の・せ・っ・き・ょ・う・・・・・」
 シャア「ユーリ様、おかしい」

 その時目の前にいた敵の機体が全て細切れになった。

 シャア「これがユーリ様の本気。・・・1分で60機信じられん。だが強すぎる力は自分をも傷つけると言う。まさか!」


 シャアはユーリのコックピットに近づいてみたキャノピーが真っ赤に染まっている。
 シャアは急ぐ『ブラッディ』を抱え込むと急いでナイチンゲールをジオン公国機動船団へ向けた。


 シャア「こちらシャア今ユーリ様が大出血で重体だ。発着場に救護班を大至急手配を頼む」
 

 シャアからの連絡を受けたジオン公国機動船団では救護班が待機、病院で輸血つ手術の準備がされた。
 シャアが着くなりユーリは運ばれていき、手術が開始された。


 実はここ最近転移する度に、ユーリを狙うかのように敵の『イレギュラー』が数を増しているのだ。
 その都度ユーリが戦うが不死身に近い筈の体が、前の様に重
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