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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第四十五話
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まぁ、いいか…

どうせ姉さんならそれでも勝てる。

そして近くにあったファイルや机の引き出しを調べる。

あった…依頼書だ。

内容は日本代表のデータ流出か…

クライアントは…中国の企業か…

で…受けたのが…アメリカ系PMCか…

取り敢えずどちらも潰そう、中国は政府が関係していれば関係した議員を殺ろう…国家ぐるみなら…公表しよう。

後の計画を立て、元の部屋に戻ると更識姉妹が抱き合っていた。

「ふむ、目覚めたか」

全員がこちらを向いた。

「あなた…は?」

と更識簪に問われた。

「俺は織斑一夏。アンタの家の護衛対象さ」

そう言ったら彼女は目を見開いた。

「あんた、若に感謝するんだね。あんたをほぼ一人で救ったからねぇ」

フィグネリア…余計な事を…

「あなたが…助けてくれたの?」

更識簪の瞳には憧れが浮かんでいた。

あぁ…そう言えば…そんな設定あったなぁ…

「ああ、確かに俺はアンタを助けた。
だけど、俺はヒーローじゃない」

「え?」

「アンタを助けたのは姉さんの優勝がかかってるからだ。
ついでに過ぎない。
それに…」

俺はアンタを救うため、十数人の命を奪った…

そう言おうとして口をつぐんだ。

あぁ…そうだ…

部屋の外に、階段にある死体を分解する。

これで、証拠は何も無い…

彼女がショックを受ける事も無い。

ついでに壊れていた千鳥先生などの装備も再生しておく。

あとでシルヴヴァインに回収させよう。

今できる処理を終わらせ…

「さぁ…戻るぞ」

そう言って部屋を出る。

後ろから三人が着いてくる。

一件落着だな…

俺はその事に安堵し、息をついたのだった。

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