第37話 宇宙戦艦ヤマト2199編
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ギレン「戦艦1隻ともう1機はおまけだ。本来2機で来る予定だったからな」
ドメル「そんな戦闘機2機で何ができる」
ギレン「そこにいるゲール君なら知っている筈だ。たった2機の凶鳥に大艦隊が殆んど潰されたのだからな」
ゲール「なにをふざけた・こ・と・・・・・・ヒィー! 将軍あ、あれはダメです。あの2機は異常なんです」
ドメル「どうやら本当らしいな。だが私もドメル逃げる訳にはいかん!」
ギレン「それでは戦闘開始といこう」
ギレン兄がうれしそうに帰って来た。
ユーリ「ギレン兄。お帰りなんかうれしそうだね」
ギレン「当たり前だ。外宇宙の名将と話をして来たんだぞ。うれしすぎて暴れまわりたい気分だ」
ユーリ「ドメルと1機でやらしてあげるからちょっと落ち着こう」
ギレン「本当だな。約束したぞ。それでお前はなにしている」
ユーリ「見てる。ハマーン姉もハーロックも火がついちゃって1人でやらせろって」
ギレン「お前なにしにきたんだ」
ユーリ「分かんない」
ハマーンは3隻の空母と戦っていたが不満だった。
いつもの癖で空母の強みであり弱点である飛行甲板を、ファンネルで3隻とも撃ち抜いてしまった。
艦載機の出せない空母はタダの箱だった。
ハマーン「仕方ない。そろそろ沈めるか」
ハマーンの油断だった背後に続々と艦載機群が現れていたのである。
ガミラス得意の亜空間戦法である。
ドメルは艦載機を2段3段の甲板上に集めさせ、瞬間物質移送機でハマーンの背後に転送していたのだ。
ドメルの旗艦は艦橋が分離し、独立戦闘指揮艦として機能し瞬間物質移送機もついている。
ドメルはハマーンに気付かれる事無く空母に近づき艦載機を出したのである。
雷撃機と攻撃機の波状攻撃が油断していたハマーンを襲い、ファンネル格納部、右腕、右足を吹き飛ばされてしまった。
ハマーンは怒っていた敵にではなく自分に対し怒っていたのだ。
いつもならファンネルで一瞬にして片を付けていた、いつもなら敵がいるのに警戒を解いていなかった。
そしていつもなら愛機キュベレイをこんなみじめな姿にしなかった。
『ブラッディ』等どうでもよくなった、私はいったい何をしている。
私は一体誰だ私は・・・・・・・・!私は『ハマーン・カーン』傷ついた愛機キュベレイよもう1度で良い私に力を貸しておくれ。
お前を傷つけ、偉大なる父より貰った私の名に泥を塗った奴らを殲滅するのに力を貸しておくれ。
ちょうどよい『ブラッドシステム』で私の血いや魂をくれてやる、その代わり奴らを殲滅する力をこの『ハマーン・カーン』にくれ!
キュベレイが真上に飛翔した速度上げながら、そして輝く白
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