第36話 宇宙戦艦ヤマト2199編
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ギレン「それでは健闘を祈る」
映像が切れた後ヤマトでは佐渡先生を問い詰め、艦長の容態を聞き艦長を休ませることになった。
ジオン公国機動船団ではギレン兄と俺が話し込んでいた。
ユーリ「ギレン兄。七色星団には行かないの?」
ギレン「行くぞ。ただしお前と2人だけだ」
ハマーン「なにをコソコソとしゃべっているかと思えば私も行くぞ」
ハマーン姉がいつの間にか執務室にいた。
ユーリ「ギレン兄どうぞ」
ギレン「お前なぁ・・・。ハマーン、キュベレイではとても無理だ」
ハマーン「そう言うと思った。じゃあ私にも『ブラッディ』を作れ」
ギレン「それでも無理だ。理由は魂の同調が出来ていないからだ」
ユーリ「今のままで俺達と同等の機体に乗ったら1000%死ぬよ」
ギレン「ハマーン。ちょっと来い」
ギレン兄はハマーン姉を秘密の工房に連れて行った。
ハマーン「ここはなんだ?」
ギレン「私の秘密工房だ。今は格納庫として使っている」
ユーリ「ギレン兄。開けるよ」
俺がシャッターを開けるとハマーン姉は驚いていた。
ハマーン「これは『ブラッディ』がこんなにも」
ギレン「それは違う『ブラッディ』はユーリの機体だけだ。これはVF−25改の量産型だ」
ハマーン「???」
ユーリ「ハマーン姉。こっちに来て」
奥にもう1つ部屋があった。
ハマーン「ここにもあるが量産機とは雰囲気が違うな」
ギレン「流石はニュータイプ特性が高いと言うところか。これは兄弟用に作ったカスタム機だ」
ユーリ「ハマーン姉の機体もあるといいね」
ハマーン「どういう事だ、私にも作ってくれたのではないのか?」
ギレン「部屋の端を見ろ。1機分空いているだろう」
ハマーン「ああ、私のはこれから作るのか」
ギレン「違う。あそこには私の機体になった機体が置いてあった」
ユーリ「ハマーン姉よく見て。この部屋から機体を出すところは無いんだ」
ハマーン「ではどうやってギレンは機体をこの中から出したんだ?」
ギレン「出したのではない、機体が自分の意志で出たんだ」
ユーリ「この子達は自我をもっている。だから魂の同調が出来た時に魂から出て来るんだよ」
ハマーン「よく分からんが今はまだ乗れないと言うのは分かった」
ギレン「心・魂の奥底から飢える事だ。乗りたいあの力が欲しい、そして楽しみたい私はそう心から飢えた」
ユーリ「俺はね。みんなを守れる力が欲しいと欲した」
ハマーン「今は出来んな。だがその時が来れば言われた通りやってみよう」
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